ちょい投げの釣り方
最初は魚のいる場所を見つけるために、広い範囲を探ってみよう。仕掛けをキャストしたら、しっかり底を取る。オモリが着底したら、リールをゆっくり巻いて海底の状況をイメージしながらズルズルと引いてくる。このときリールのハンドルはゆっくり巻く(2~3秒に1回転させるくらい)のが基本になる。たまにリールを巻くのを止めて、魚がエサに食いつくタイミングを与えてもいい。
魚がエサに食いつくと、竿先が揺れて手元に「コツコツッ」という感触が伝わる。そのままゆっくり巻き続けるか止めて待つとハリに掛かり、より明確な手応えを感じる。あとはラインが弛まないように一定のスピードを保ってリールを巻いて取り込む。キスは群れでいることが多いので、釣れた場所を集中して狙うと数を稼ぎやすい。
○まずは着底を把握しよう!
ちょい投げの基本は海底まで仕掛けを沈めること。砂浜からのちょい投げは水深が浅いので着水したらリールのベイルを戻して道糸を張り気味にして沈めると「トン」と手元に感触が伝わります。
波止など近投でも水深があるポイントの場合は、道糸を送り出しながらオモリを海底まで沈めます。この場合はオモリが着底したら道糸の出るのが止まったりたるみます。
◯底を感じながら仕掛けを引く
オモリで底を感じながら仕掛けを引く。リールの巻くスピードは一定で、ゆっくりが基本です。スピードが速いと魚が食いつけないので注意してください。
キスのアタリは比較的わかりやすいです。エサをつついたときに手元に伝わり、エサを食って逃げようとしたときに強いアタリが出ます。
◯数釣りのコツ
キスは群れで回遊しているので、1匹釣れたところでまた食ってくるケースが多いです。ヒットポイントを把握できたら、その場所より少し沖に仕掛けを投入して手前に寄せてきます。ヒットポイント周辺を直接狙うと、キスが散ってしまう恐れがあるので要注意!
○釣れた魚を安全につかむ!
エラやヒレのトゲで手や指を傷つけたり、体表のぬめりで、つかみにくかったりするので、魚を扱うときは魚バサミやプライヤーがあると便利です。
○ハリの外し方
キスにハリを飲まれてなかなか外れないときは、親指と人さし指でエラをつかみ、ゆっくりとラインを引っ張りましょう!
安全快適に釣りを楽しむために
安全に釣りを楽しむために、ライフジャケットを着用しましょう。お子様にもお忘れなく!