桜の花が咲く頃から春の本格的なシーズンを迎えるのが花見ガレイです。冬場の産卵から体力を回復したカレイは、沿岸域で活発にエサを捕食するようになります。岸から狙える場所にも寄ってくるので、晩秋のシーズンと同様に狙って釣れる絶好のチャンス。場所や年回りによっては6月上旬まで釣れ続くこともあり、意外と釣期が長いのも魅力!
重量感たっぷりで食べてもおいしい春のカレイの広島エリアのポイントを紹介します!
※備後・しまなみ海道エリアはコチラで紹介しています。
備後・しまなみ海道エリアの花見ガレイポイント
《注意事項》
・ゴミは持ち帰ること。釣り針や釣り糸をも必ず持ち帰ってください。
・駐車禁止場所に車を止めないこと。
・特に夜間はドアの開閉や会話などをできるだけ小さくしてください。
・釣り禁止などになっている場合があります。
広島エリアの花見ガレイ(カレイ)ポイント
①大崎下島・白潟海岸(呉市)
大崎下島の南岸部中央付近にある釣り場です。潮通しがよく、沖は水深もあって良型の実績があります。満潮時は足場がかなり狭くなるので、潮位が低いときの入釣がおすすめです。潮止まり前後の時間帯を中心に遠近投げ分けて広く探りましょう。マダイやチヌの良型が混じることもあります。
アクセス/安芸灘とびしま海道を利用し、豊島を経由して大崎下島へ。豊浜大橋を渡って突き当たりを左折。県道355号を道なりに進む。大浜海水浴場を過ぎて、約5km進むと右手に白潟海岸。
②倉橋島・大迫サーフ(呉市)
倉橋島のほぼ東端に位置する北向きのサーフです。少し沖にカケアガリがあり、底は砂地で藻場が点在しており、カレイの実績が高い釣り場です。早朝や潮止まり前後の時間帯が狙い目です。3本程度の置き竿で、遠近投げ分けて広範囲をチェックしましょう。エサはホンムシ、アオムシがおすすめです。
アクセス/呉市街地から国道487号で倉橋島へ。第2音戸大橋を渡って県道35号を南下。釣士田、宇和木トンネルを抜けて倉橋支所、桂浜を経由し、尾立の集落で左折して山を越えると袋の内湾。突き当たりを右折して海沿いに4kmほど進む。
③上の浜護岸(廿日市市)
前空駅の少し南、国道2号沿いにある釣り場です。アクセスがよく、近くにはコンビニもあるので気軽に釣行できます。阿品護岸と同様に大野瀬戸に面しているため潮通しがよく、カレイ以外にも魚種の豊富なポイントです。流れが速いので潮止まり前後を中心にチェックしてみましょう。
アクセス/広島市からは国道2号で廿日市市方面へ。廿日市に入り、前空駅を過ぎて宮島台団地南口交差点から約350m進んで左折。突き当たりまで進むと護岸に出る。
④中津岡川河口(廿日市市)
中津岡川河口の西側に続く護岸が釣り場です。大野水道に面しており、沖の潮通しはとてもいいです。通称「大和製缶裏」と呼ばれ、投げ釣りの実績場所として知られています。一帯は遠浅で干潮時は護岸際の敷石が干し出て釣りづらいので、満潮を絡めた釣行がおすすめです。
アクセス/広島市から国道2号で廿日市市へ。前空駅を過ぎて約1.7km進み、永慶寺橋西詰交差点を渡って左折。川沿いを進むと護岸に出る。
⑤能美島・赤曲鼻(江田島市)
沖に大黒神島が望める、ロケーションのよい釣り場です。周辺の潮通しはすこぶるよいため、カレイ以外にも狙える魚種が豊富。砂浜は広いのでのんびりと竿が出せます。少し沖まで遠浅なので遠投が有利です。カレイはほかの釣り場に比べて早くから釣果が出る場所として知られています。
アクセス/倉橋島に入り、第2音戸大橋を渡って県道35号を南下。早瀬大橋を経由して能美島へ。大君交差点で左折して北上。「鹿川漁協」を過ぎて約230m先を左折し、海沿いを道なりに進む。トンネルを抜けて少し走ると赤曲鼻。
中四国エリアのカレイ釣りポイント
岡山県のカレイ釣りポイント
備後・しまなみ海道のカレイ釣りポイント
広島エリアのカレイ釣りポイント
香川県・徳島県のカレイ釣りポイント
愛媛県のカレイ釣りポイント
カレイ釣りの仕掛けと釣り方
カレイ釣りの仕掛けや釣り方はこちらの記事で紹介しています。