船釣りでマガレイ、カジカヒット/浜厚真沖(苫小牧市)

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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今回は今年度初のカレイ釣りに行きました。北海道では4月中ごろから6月頃までが春のカレイ釣りシーズンで、でこの時期は乗っ込みの大型カレイがやってきます。

今回むかったポイントは水深がやや深く、40m程のポイントでした。一流し目からヒットするも、カレイの食いが悪いのとカジカが非常に多くてエサを動かしすぎるとその仕掛けにすぐにカジカが飛びついてくる有様でした。

今回は、いつものギスカジカに、エラブタのトゲが鋭いオイランカジカ(オニカジカ)もよくヒットしました。北海道のカレイ釣りでは、この他にタラやソイ、アイナメ、ワラスボなどいろいろな外道が来ますが、今日はほとんどカジカのみという状態でした。

今回はオイランカジカが美味しそうだったので、大きいのを何匹か持って帰りましたが、私が大好きなトウベツカジカと同じように皮をはぐことができ、剥いた身がサバフグみたいな感じでこのカジカなら持って帰っても鍋にできるからいいなと発見しました。

オイランカジカ

カレイにもいろいろと種類がいて、カレイ釣りの対象となるのはマガレイで、外道にイシモチガレイや宗八ガレイ、マツカワガレイなどのカレイも釣れます。

特に、イシモチガレイは60cm程になるものもいて、ヒラメのように見えます。

今回の仕掛けは、北海道の恵庭市にあるヤマト釣り具さんの仕掛けを使用したものでした。こちらの仕掛けは、手作りのため値段はするものの実績のあるものも多いです。

特に、北海道は幹糸にワイヤーや形状記憶合金を使うこともあり、少し特殊な仕掛けとなっています。

また、天秤もいろいろとあり、カレイの誘い方によりそれぞれ釣り人の使う天秤が異なっています。私は、ばね天秤という比較的あまり激しく誘わなくても釣れるものを使っています。
錘は40号でやります。

カジカに対処しつつも続けていると、30cmほどのカレイがポツポツとヒットしてきて、そうしている内に41cmのマガレイと少し小型のマガレイがダブルでヒットしてきてなんとか良型を釣ることができ一安心でした。

その後も渋い中でなんとかアタリを拾ってやっていく内に納竿となりました。

最終的にマガレイが12匹、カジカ多数でした。

今回は潮が非常に悪い中でもカレイの顔を見ることができ満足でした。また、ベテランの方から北海道のカレイのポイントや大型の出る時期なども聞くことができ非常に有意義な釣行でした。

次回は、ついに念願の津軽海峡のタイラバです。以前、タイラバで攻略するのが難しい海域と聞いたので、いかにそれを攻略するのかを考えるのが面白いです。オーバーホールも終わり、レバーブレーキを使用したスピニングタックルも使えるので、次の釣行で試してみたいです。

また、今年は昔からスピニングタックルでやっていたライトジギングをレバーブレーキを使用してやれる方法を確立して、オフショアを満喫したいと思っています。

 

《釣行メモ》

釣行日 2018年4月23日
潮汐  小潮
 満潮  06時50分
 干潮  15時11分
(苫小牧東)

《使用タックル》

竿  がま船 天鰈幻1.8m  がまかつ
リール  オシアコンクエスト201PG  シマノ
道糸  PE 1.2号
ハリス  4号
ハリ  チヌ針 5号

《エサ》

サシエ  青イソメ

 

レバーブレーキを使用したスピニングタックルについて

オーバーホールから帰ってきて、半年以上酷使したのでブレーキシューにだいぶダメージ来てるかなと思ったらそこまでのダメージはなくベアリング交換のみでした。

バーティカルでのスピニングタックルの完成形としてやっていますが、「レバーブレーキを使用することでいろいろな釣りで新しい試みができるなぁ」と最近は特に実感しています。

現在はなぜか削除されていますが、ダイワさんの方でも鏡牙シリーズでローギアのレバーブレーキのスピニングリールが掲載されていて、ダイワの提案するレバーフォール釣法とあったので、私が欲しい大型のレバーブレーキのローギアリールが発売されることもあるのかなと少し期待しています。

トーナメントシリーズで4000番のローギアを出して欲しいところです(尾長モンスターのローギアへのギア交換対応でも十分です)。

磯釣りの世界ではハイギア化が進んでいますが、選択肢の一つとしてローギアも残してほしいものと常々思っています。

レバーブレーキのスピニングタイラバは磯釣りのように魚をいなすためではなく、あくまでフォールの演出がメインです(基本的に青物や大型真鯛をブレーキで止めようとするとレバーが壊れます)。

また、スピニングタックルで細糸という発想もなく、基本的には細糸のメリットはフォールを速くできるのみと考えているため、私の通う大型真鯛や青物が出る地域では細糸=他の人に迷惑なので、ベイトと同じような太さでしっかりと止めるときには止められるようにしています。

レバーブレーキを使うことにより、カワハギやカレイ釣りなどについても戦略的な攻め方ができるのではと考えています。特に、大型のローギアのレバーブレーキ搭載のスピニングリールがあれば、北海道のカレイの船釣りでも使えると思います。

また、ライトジギングでも今までベールを返していた操作がレバー1つでできるので、上げ下げの両方で誘えると思います(タックルセッティングはかなりシビアですが)。

ウルトラライトジギングなど軽量のジグやキャスティングインチクなどでレバーは使えるのは検証していますが、150gぐらいのジグをバーティカルで使った時のセッティングのデータ等は不十分なところです。

慣れると普通のスピニングでは物足りなくなり、使うと手放せなくなるレバーブレーキは釣りの幅が広がるので非常にお勧めです。

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