瀬戸内では高級魚アコウのシーズンを迎えました。アコウは重量感たっぷりのパワーファイトが楽しめるうえに、食味に優れる人気のターゲットです。備後エリアやしまなみ海道でアコウが手軽に狙える波止や地磯のおすすめポイントを紹介します！
《注意事項》
・ゴミは持ち帰ること。釣り針や釣り糸をも必ず持ち帰ってください。
・駐車禁止場所に車を止めないこと。
・特に夜間はドアの開閉や会話などをできるだけ小さくしてください。
・釣り禁止などになっている場合があります。
①伯方島・有津港中港の波止（愛媛県今治市）
伯方島の南岸部、大きく湾曲している有津港の港奥部から延びている長い波止が釣り場です。激流が流れる船折瀬戸などからの速い潮の影響を受けるものの、比較的釣りやすい波止です。波止周りには敷石や捨て石が入っていてアコウの魚影は濃く、良型の実績もあります。
アクセス／しまなみ海道で伯方島へ。伯方島ICを下りて最初の信号を左折し、国道317号をしばらく進む。矢崎の波止を過ぎてそのまま少し進むと、港奥で長く延びている波止が見える。
②因島・小用の波止（広島県尾道市）
因島南部にある人気釣り場で、弓削島との水道に面して潮通しが非常によく、水深もあります。定着性の魚、回遊性の魚ともに魚種が豊富で、アコウの魚影も濃いポイントです。アコウは沖側にあるＬ字波止が狙い目で、外向き一帯で釣果が期待できます。変化のある場所を中心にチェックしましょう。
アクセス／しまなみ海道で因島へ。因島北ICで下りてT字路を右折。突き当たりの国道317号因島北IC南のT字路を右折。三差路で県道120号へ左折し、トンネルを抜けた後の三差路で左折。海岸へ出て右折、県道366号を南下していくと折古の浜への道路標識があり、そこを入っていくと小用の波止。
③生名島・生名港（愛媛県上島町）
生名島東岸部の海沿いを南下した先にある大きな港で、北から南に延びる長波止と、南にある埋立地護岸と波止が釣り場となります。生名島、因島、弓削島、佐島の４島に囲まれる海域に面して潮通しがよく、水深も十分あってアコウの魚影の濃いポイントです。
アクセス／しまなみ海道利用で因島へ。因島北ICから国道317号、県道366号を経由して土生町の長崎桟橋へ。同桟橋からフェリー利用で生名島立石港へ。県道173号を海岸沿いに南下し、生名総合支所の先が生名港。
④弓削島・今井の波止（愛媛県上島町）
弓削大橋の南、弓削島西岸の南部で佐島との水道に面するL字波止が釣り場です。水道の潮流の影響を直接受けるので潮通しはすこぶるいいです。水道向きは広い範囲にわたって海底の障害物が多く、根掛かりしやすいですが、アコウの魚影が濃く、良型が期待できます。
アクセス／松山方面、西条方面のいずれからも国道196号を利用して今治市へ。今治バイパスに入ってしばらく進み、富田新港の標識に従って交差点を東方向へ曲がる。道なりに進み突き当たりを右折し、すぐに左折して進むと釣り場。
⑤横島・大波止（広島県福山市）
田島との水道部に向かって延びている大きな波止で、潮通しがよく、適度な水深もあってアコウの魚影の濃い釣り場です。波返しは高いものの、先端や北向きはビギナーも釣りやすいです。アコウはコーナーから先端にかけての広範囲で実績があり、とくに先端周りが狙い目です。
アクセス／福山市街から芦田川に架かる水呑大橋を渡って県道72号を沼隈町方面へ。県道47号に入り、内海大橋入口から田島・横島方面へ進み、内海大橋を渡って田島へ。県道53号を西進して新睦橋で横島へ渡り、そのまま海を左手に見ながら南下していくと、左手に大波止が見えてくる。
中四国エリアのアコウ釣りポイント
香川県のアコウ釣りポイント
愛媛県のアコウ釣りポイント
備後・しまなみ海道のアコウ釣りポイント
アコウ釣りの仕掛けと釣り方
アコウ釣りの仕掛けや釣り方はこちらの記事で紹介しています。
