神戸沖でタチウオ釣り&タチウオ キング バトル観戦/神戸沖(兵庫県)

(もり まさひこ)ホームグラウンドは姫路。エサ釣り、ルアー、船、渓流など、さまざまな釣りを楽しんでいる。オーシャンルーラーマエストロ

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〇はじめに

今シーズン初となる瀬戸内海・神戸沖にタチウオテンヤ釣行をしてみました。

当日は、『関西タチウオ・キング・バトルの予選』とのコラボとなり、予選観戦ならびにマイフィッシングのダブル取材釣行となりました。

昨年セミファイナルまで勝ち上がった我らのソルト師範・塩野隊長が急遽参戦となる当日のハプニング。釣行は、さて、どのような結果になるでしょうか。

〇闘志を掻き立たせる朝焼けのフィールド

荷物が運び込まれた「美里丸」は、前方部がバトル予選参加者、後方部が一般の釣り客と前後に釣り座が指定されました。午前5時ジャストに姫路・木場港を出船した「美里丸」は、軽快なスピードで神戸沖を目指します。

朝焼けの大海原は、バトル参加の闘志を包み込むような血潮漲る太陽光で輝き、釣りポイントに近づくにと共に一緒に釣るはずだった釣友と前後に引き裂かれ不安が募ります。

朝焼け
綺麗な朝焼けの海原

〇大会会場は、多くの船団が!

晴れ渡った青空のもと、釣りポイントとなる神戸沖には多くの釣り船の船団が集結し、絶えず行き交う釣り船に緊張感が走ります。

タチウオ キング バトルの予選参加者のみなさんは、とにかくフル装備。足元に置かれた中型クーラーを始め、タチウオテンヤに巻かれたイワシ・サンマetcのエサが完璧にセットされ、予備サオも数本! 全くもって空きのない装備に驚かされます。

小さなツツキアタリに素早く反応し、テンヤにタチウオを掛けて行く「一撃先行釣り」で、タチウオを次々と釣り上げるこのゲームは、ちょっとした釣りリズムの崩れが大きく影響することが多々あり、ミスやロスタイムは許されません。

タチウオ船団
漁場に混み合う船団

〇テンヤ50号統一 まずは定番イワシエサで!

さあ! いよいよ釣りスタートです。魚探反応での魚影情報や釣りダナを指示する船長のアナウンスと同時に一斉入竿となります。船前方部のバトル参加者は、お互いに挨拶を交わし、秘めた闘志で第1投入がなされ、

タチウオ キング バトル予選がスタートしました。

一方、フリー釣行の私はいつものゆっくりモードで、まずはイワシエサを装着。 ボトム着底後、船長の指示ダナのアナウンス通りにボトムから10mを切ってから、電動リールのスピードをデッドスローにセット。

時折ショートピッチジャークを3回程入れてアピールし、食いダナのゾーンでサソイをかけてアピールします。

私がそうこうしている間に、塩野隊長はもうすでに2匹を取り込んでいるハイピッチな手際良さ。また、お隣の「たこ番長」こと井上さんの高鳴る電動リール音も止まりません。

無駄のない動作と手際良さで開始直後のふたりのデッドヒートが演じられます。私の釣りのリズムとは、雲泥の差が歴然としています。

タチウオテンヤとエサ
まずはイワシエサをチョイスしてセット

〇ファーストヒットはF3サイズ!

私は、「コン、コン!」というツツキアタリをようやく捉え「よし!この60mのタナだな!」と、5秒ほどステイを入れ、ロッドティップが一気に海面に引き込まれる本アタリを待っていると、

「来た! 来っ、来たぁ ! 」待望のファーストフィッシュがヒットしました。

海面を割って姿を見せたタチウオは、この時期のレギュラーサイズとなるF3サイズ。テンヤ針もタチウオの上顎を貫通し、ナイスフッキンです。まずは、1匹ゲットとなるのんびりスタイルの釣りスタートを切りました。

タチウオとテンヤ

〇肩を並べたライバル

私が1匹、そしてまた1匹と釣り上げるごとにトモに目をやると、手元のアタリに集中する塩野隊長と井上さんの繊細な両人の姿が。その釣りスタイルと鋭い視線は、まるで獲物に狙いを定めるウルフのよう。

「一撃・先行釣り」を展開するふたりは、常に仕掛けは食いダナを捉え、今、正に息をつく暇もないようです。そして、釣り上げたタチウオを次々とクーラーに取り込んでいきます。

釣りがスタートして約2時間が経過し、少しアタリが低迷し始めると、船長は機転を利かせて即座に釣りポイントを移動。GPSデーターと、魚探リサーチの魚群を探し当てるアンテナを張り巡らせた船舶操縦で釣りのゲームをとぎらせません。

船舶操縦は100点満点の花丸です。

また、中乗りさんのお嬢さんは、ビギナーや高齢者に親切モットーの接客とミニアドバイスをしてくれます。釣り人に対しての気配りの行き届いたお姉さんです。私も電動リールでのサソイをしっかり伝授して頂きました。

タチウオ釣り
闘志を燃やすライバル対決(奥の2人)

〇何だか重い〜!

私のサオ感覚が何だかおかしい!タコのような重みと変な魚信。悩んだあげくにマックススピードで巻き上げてみると、なんとグッドサイズのサバフグが歓迎してくれました。

また、いつもの通りのお笑い珍事を引き起こしてしまいました。

サバフグヒット
サバフグの歓迎!

〇やっぱり沢山釣ってる!

帰港すると「今日は、楽しめた!」と、答える塩野隊長のクーラーには60匹近くのタチウオが横たわり、激戦の様子を物語っていました。戦いを終えて、ほっとする様子が伺われる中、微笑んで釣果を見せて下さいました。

タチウオを持つ
疲れたけど、久しぶりに楽しめました

〇予選結果は?

当日の予選通過者は、73匹の釣果を釣り上げられた井上さんがトップ釣果をたたき出し、タチウオキングバトルのセミファイナルエントリーの切符を獲得しました。

おめでとう御座います。セミファイナルでのご健闘をお祈りいたします。

タチウオ釣果
お土産が沢山出来ました!

〇おわりに

スリリングなタチウオ キング バトル予選を横目に観戦しながらの釣行になりましたが、指示ダナへの投入からサソイの見極めた的確なフッキング、取り込みの手際の速さは圧巻でした。とても良い勉強と刺激になりました。

また、「美里丸」の船長のポイントの見極め、船舶操縦も素晴らしく、中乗りさんのお嬢さんも親切な対応でした。お世話になり、有難う御座いました。おかげで安心して釣りが楽しめました。

瀬戸内海のタチウオテンヤ釣りは、今、始まったばかりです。今後F5サイズの瀬戸内ドラゴンが強烈なパワーを見せ、姿を現してくれるのが楽しみです。

ちなみに、私の釣果は貧果の23匹でしたが、次回も乗船したいと思わせてくれる「釣らせます!楽しませます!」の美里丸になりました。

美里丸兵庫

《釣行メモ》

釣行日/2026年10月3日
潮汐/小潮
・満潮/17時23分
・干潮/07時08分(明石港)
使用乗合船/美里丸
天候/晴れ時々曇り
気温/20〜28℃

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《使用タックル》

  • ロッド/タチウオロッド MH 1.8m
  • リール/フォースマスター 300DH(シマノ)
  • ライン/PE 2号
  • リーダー/フロロ 10号
  • タコテンヤ/50号

《エサ》

  • サシエ/イワシ・サンマ
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