ボラの仕掛け＆釣り方

ボラ【ボラ科】

成長とともに呼び名が変わる出生魚で、港内や河口域などに広く生息している。冬場に釣れる新鮮なボラは臭みがなく、刺身や洗いで食べるとおいしい。

ベラ エサ釣り

釣り場／波止、磯、河口

釣り方

フカセ釣りやダンゴ釣りなどでチヌを狙っているときに、ボラがヒットすることがよくある。50cm以上のサイズになると引きが強く、取り込むのに苦労することも。生息場所によっては臭みもなく食べられるため、専門に狙う人もいる。とくに冬場がおすすめ。

冬場のボラは視力が弱くなるので、派手なカラーのゴムやビニール片を付けた掛けバリを使ったダマシ釣りで狙う。ボラはこの掛けバリをエサと間違えて寄ってくる。ハリ掛かりしたら竿に重量感が伝わるので、アワセを入れてやり取りを開始する。

水温が高い夏や秋にはブッコミ釣りで狙える。配合エサをダンゴ状にして吸い込みバリに付け、沖に投入してアタリを待つ。小さい前アタリの後、しばらくして大きく竿が曲がる。このタイミングでアワセを入れるとよい。