ベラ／ギザミ（キュウセン）の仕掛け＆釣り方

ベラ（キュウセン）【ベラ科】

瀬戸内海ではギザミと呼ばれることが多い。和名はキュウセン。砂と岩が混在する海底に生息する。日中は活発に動き、夜は砂の中に潜って休息する。雄と雌で体色が異なり、雄は青緑、雌はオレンジ系の色をしている。

ベラ エサ釣り

釣り場／波止、浜、磯

釣り方

瀬戸内では水温の高い夏から秋にかけてが釣期で、おもに投げ釣りで狙う。ポイントとなるのは砂地に岩や藻場が点在している場所。ベラは比較的水深が浅いところに生息しているため、近投で釣れることも多い。そのため、キャストに自信のない初心者も釣果を上げやすい。ベラの活性が高いときは連続ヒットも期待できる。

タックルは近投と遠投で使い分けるとよい。仕掛けは市販のカレイやキス専用の２本バリを使用。エサはアオムシやスナムシなどを付ける。エサ盗りが多い時期なので、エサや仕掛けは多めに用意しておくと安心。

仕掛けをポイントへキャストしてアタリが出るのを待つ。アタリは竿先を小刻みに叩くのでわかりやすい。軽くアワせてハリに掛かったら、障害物などにかからないように素早く取り込もう。