コウイカ【コウイカ科】
胴の中に石灰質の硬い甲があるのが特徴で、日本沿岸の砂泥底に生息している。大量のスミを吐くため、別名スミイカとも呼ばれる。産卵で接岸してくる4~6月が最盛期。
釣り方 | ウキ釣り、エギング |
釣り場 | 波止、磯 |
コウイカ ウキ釣り&サグリ釣り
釣り場/波止、磯
釣り方
コウイカは日中・夜間ともに狙うことができる。朝夕のマズメ時はコウイカの活性が上がりやすく、海面近くまで浮いてくることもある。夜間はベイト(小魚など)が集まりやすい常夜灯の明かりが灯る周辺が好ポイントになる。
底付近を狙うときは、テーラに冷凍キビナゴやイワシを巻いたサグリ釣りがおすすめ。コウイカがテーラを抱いたときに違和感を与えないように、竿は穂先の軟らかい磯竿がおすすめ。オモリの号数は潮流や水深によって変更する。
釣り方は、仕掛けを投入してオモリを着底させたら、竿をあおって上下の動きで誘いながらアタリを待つ。コウイカがエサを抱くと重みを感じる。ゆっくりアワセを入れて、一定の速度でリールを巻いて取り込もう。コウイカの活性が高くなって浮いているときは、ウキ釣りで狙うと効率よく釣れる。
コウイカ エギング
釣り場/波止、磯
釣り方
アオリイカ狙いのエギング用タックルを代用できて、場所や時間帯を選ばず手軽に楽しめる。
コウイカは底付近にいることが多いため、エギをキャストして底まで沈めたら軽くシャクってフォール(沈める)させる。エギが底から離れすぎないようにシャクリとフォールを繰り返しながら、足元まできっちり探っていこう。
コウイカがエギを抱くのはフォール中が多いので、ラインは常に張ったままにしておくこと。竿に重みを感じたら、大きくアワセを入れてやろう。良型はギャフや玉網を使って取り込むとよい。
エギング以外では、コウイカ用スッテを使った胴突き仕掛け(ダウンショット)でも狙える。底をズル引きしたり、竿を上下に動かして誘いを入れたりしてアタリを待つ。スッテはアピール力がある夜光タイプがおすすめ。