釣行日/2023年5月20日
夏の日、オトナの真鯛釣りは入道雲の彼方に溶けて
台風6号が動かない。元来、東海道新幹線は台風に強いというイメージですが、今年6月の名古屋駅騒動の一件以来、東海、東日本とも慎重ですねぇ。山陽新幹線・西日本頑張って!
ところで山陽新幹線のアイスコーヒーって美味いのかなぁ、期待です。
さて真夏中盤。夏のフグと称されて美味なアコウ、皆さん大好きだそうでなにせ美味なんだとか。関東人のわたくしなんぞは元々東京湾でも相模湾でもあんまり見かけない魚なんで、どぉしても釣った時の感動が弱いんとですねぇ。
どこの船も看板にアコウを掲げているこの時期、鯛ラバでマダイを中心になんて酔狂な関東のお客を乗せてくれるところ、あんまりないんですよ。しかし『オ―フリーK2艇』さんが快く静かにOKしてくれました。
6時出船、座席もパパパっと決めてくれて、ポイントについたら実に細かくポイントのアナウンスが出る。という事は釣り人がどこに自分の餌の生きエビが落ちて行っているかを常にイメージできるという事で、根掛かりが税金の一つテンヤにとっては凄く大事な事だなぁと思いました。
着いてひとながし目から型が見れて左大ドモ、右ミヨシ、右胴の間、左胴の間、と待つことなくアタリがあるようだ。型は30cmから40cmと御刺身にしても他の料理でも丁度いいサイズ。至極よく当たる。
此処で出遅れていた様に見えた左のミヨシさんにひときわ強烈な引き。マダイか? 仲乗りさんからも声がかかり慎重なやりとり・・おおぉデカい! 2kg、55cmオーバーの立派なアコウ。
これ買ったらほんとに高いぜぇ、わたくしも興奮していました。
この方、遅れを取り戻すべく2.5kg、55cmのマダイまで上げてご満悦。
あっという間に2時間程が流れました。根掛かりの多い場所は船長からアナウンスがある様で、無さそうな場所の時からわたくしも竿を出させて頂きました。
下げ潮が効き出す直前、難なく底が取れて2流し目。元気のいいアタリが出てすぐ小型とわかりましたが1枚目はうれしいものです。塩焼きサイズの綺麗なマダイです。
ホッとした次の流しで高いタナでモゾモゾとするアタリが出ました。
この日使ったチタン合金製のこのリール、軽さが頼りなかったんですがこんな良い型がかかるとドラグが軽やかに良く効いて有難いと強く思います。随分と引っ張られましたが周囲からも、「おおっ! 大きい」と声のかかった55cm、⒉5kgの良型マダイ。よかった。
今日はこれで十分と思いながらも、船長が流してくださる場所が良いのでしょう。30分に一回位のペースで良くアタリます。
途中25cmのアコウを1匹リリースしましたが、これを挟んで5連発。25cm 300g、40cm 1kg、42cm⒈2kg、36cm 500g、25cm 300gと続いたわけですが、お昼の珈琲を飲ってから気が緩んで多分良型を含む3回のバラシ。
夏の大潮はどんなに努力しても鯛ラバの巻きが早い?のかなぁ。反省材料になりました。
14時30分沖揚がり。皆様、アコウ中心にクーラー満杯、高級魚オコゼも混じって、入道雲バックに飛ぶ赤トンボにも有難うと言ってしまう程良い釣行でした。
振り返って見ると清潔で綺麗な船、お客さんの間でチャチャ入れなんかもなく和やかで、オトナのひとつテンヤ、ひとり鯛ラバ船でした。
ひとりではじめての船に瀬戸内で乗ってみたい方、オーフリーK2艇、是非おススメですよ。
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