ウキの形状、浮力に合わせて最適な形状と配置でオモリを内蔵し、ウキごとのベストバランスを実現する「ボリュームバランスウエイト」システムでおなじみのウキ製造メーカー・ガルツには、フカセ釣りに入門する人にピッタリなリーズナブルで高性能のウキ『G-DRIVE』と『G-SMART』の2種類がラインナップされている。
『G-SMART』『G-DRIVE』ともに浮力ラインナップは0、G2、B、2B、3B、5Bの6種類。2種ともパイプ内径は2.1mmでカラーはオレンジ。
違いはボディの形状と自重で、『G-SMART』は直径が21.5mmで長さは39mm、自重は9g(0)〜7.6g(5B)。一方の『G-DRIVE』は直径が27mmで長さは30mm、自重は12.8g(0)〜11.1g(5B)となっている。
わかりやすく表現すると『G-SMART』は「細く軽い」、『G-DRIVE』は「太く重い」ウキだ。
『G−SMART』のような細身形状のウキは、魚がエサを食って引き込んだときに入水抵抗が少ないのでスムーズに沈んでいく。つまり「感度に優れてアタリをとらえやすい」ウキだ。
一方、『G−DRIVE』のような横幅の広いウキは、感度は細身のウキに譲ってしまうが、体積があるぶん潮の流れの中でフラフラせずどっしり落ち着く。つまり「安定度が高い」ウキで、スムーズに仕掛けを送り込んでいくことができる分、水深が深い場所を狙っていきやすくなる。
自重の違いは、重ければ飛距離が出しやすくなる。2種の「0」で自重を比べてみると、『G-SMART』は9gで『G-DRIVE』は12.8gと4g近い差がある。遠投性に優れるのは『G-DRIVE』となるが、『G-SMART』も10m前後は楽に飛ぶので、足元から10m沖までを狙うなら『G-SMART』。より飛距離を優先するなら『G-DRIVE』の出番となる。
もちろん2種ともに「ボリュームバランスウエイトシステム」を搭載。それぞれのウキの形状と浮力をベストバランスで引き出せるよう、1つずつ内蔵するオモリの形状や配置を変えてある。リーズナブルといっても基本性能に抜かりはない。
『G-SMART』『G-DRIVE』を釣り場の状況に合わせて使い分けることで、より釣りやすく、釣果にもつながっていく。
「どんなウキがいいのかな?」と迷っている人はぜひ一度使ってみてほしい。
『G-SMART』(ガルツ)
浮力:0、G2、B、2B、3B、5B
サイズ:φ(直径)21.5mm、長さ39mm
自重:9g(0)〜7.6(5B)g
パイプ内径:2.1mm
カラー:オレンジ
『G-DRIVE』(ガルツ)
浮力:0、G2、B、2B、3B、5B
サイズ:φ(直径)27mm、長さ30mm
自重:12.8g(0)〜11.1(5B)g
パイプ内径:2.1mm
カラー:オレンジ
『G-SMART』『G-DRIVE』はガルツオンラインショップでも販売中なのでぜひチェックしてみよう!