井山さんは周防大島近くの横島で41cmと43cmのグレを釣り上げた
瀬戸内海・横島で40オーバーのグレをキャッチ
皆さん、こんにちは! 5月27日、土曜日に周防大島沖の横島にブラックゼウスさんを利用して瀬戸内では良型と言われる40(cm)オーバーのグレを狙い釣行しました。
事前の船長の話では、40オーバーどころか「グレの釣果があまり良くない」とのこと。不安になりましたが、数は釣れなくてもいいからなんとか40オーバーが1枚でもいいので出る可能性の高い釣り場をと、いつもより慎重に考えた末に決めたのは「横島の三角」でした。
この釣り場に決めた理由としては、「一発が期待できる」「当日は満ち潮が太く、満ちの潮がいい磯」という点でした。
磯にあがり、磯際にマキエを撒き、水中を観察してみても生命感はありません。「魚のタナが深いのかな?」と思いながら仕掛け作りを開始しました。
道糸はサンラインの『ビジブルマーキー』1.75号、ウキはgartzの『巧派グレ』の0号、その下にはgartzの『ウェイトマーカー』のG7、ハリスは『ブラックストリーム』1.5号で2ヒロ半とり直結し、針はグレ針の6号を結び、ハリから50センチ上にG7を打ち釣りを開始しました!
手前のシモリ際から丁寧に釣りをしようと始めましたが、開始直後の潮流は東の鼻方面の浅い方に流れていて良くない潮で生命感が余り感じられませんでした。
しかし、潮が反対方向に変わったタイミングでスズメダイ、アジ、フグ等のエサ取りが出始めました。これはチャンスだと思いマキエを手前から引かれる潮に撒いてみると底の方でチラッと良型グレらしき姿が見え始めたので浮かそうとマキエを切らさない様に撒いてみると少しずつ浮いてくるようになりました。
この頃からウキに反応が出ずにサシエが潰れて返ってくるようになり「グレだろうな!」と思ったのでハリスを1ヒロ半に詰めて仕掛けの張り、角度をしっかり作りながら流すようにすると、ウキをちょこんと押さえるようなアタリが! ただ持っていくまで待っているとサシエを離してしまいました。
僕がグレ釣りを始めてずっと通っている倉橋島のスレた波止グレのようなアタリだったので、ウキが傾いたり、少しウキを押さえた段階でアワセを入れることにして再度仕掛けを投入しました!
するとフッとウキが傾いたので即アワセを入れるとまずまずの重量感が手に伝わり、手前のシモリ際に突っ込んできます。ゴリ巻きしてシモリ際で竿を切り返すと魚がシモリから離れてくれたのでそこからは楽しみながらやり取りします。
際で何度も突っ込んで楽しませてくれた末に海面に綺麗な色をしたグレが浮いてきました。
慎重にタモで取り込みサイズを測ってみるとなんと1尾目から目標クリアの41センチでした(^^)/
この後もサイズアップを目指し同じように釣り続けて25〜36センチまでを数枚追加。納竿時間1時間前に一回り大きなグレが見え始めたので、マキエとサシエの同調をより意識し、マキエを打つタイミング、仕掛け投入のタイミング、ラインメンディング等を集中して丁寧に行ないながら釣りをしました。
何投かしたところでウキを押さえ込むようなアタリが出たので素早くシャープにアワセを入れました! 1尾目よりもズッシリとした重量感、シモリに潜ろうとする動きが手に伝わりすぐにサイズアップを確信しました!
ハリスは1.5号、足元はシモリだらけで無理は出来ません。しかし、サンラインのラインの強度を信じて突っ込まれてもラインを出さずにやり取りしました! 数分やり取りしてようやく水面に浮かびあがったグレを見て「サイズアップだ!」と思いタモ入れまで慎重にやり取り。取り込んだグレはこの日最大となる丸々とした43センチでした!
この一尾を最後に気分良く納竿し、釣り場に溢れたマキエを洗い流し終了としました!
この日はアタリが非常に小さくウキがスパッと消し込むアタリは出ませんでしたが、小粒で感度の良いgartzの『巧派グレ』や『ウェイトマーカー』等のサポートアイテムとサンラインの強い道糸、ハリスに助けてもらい目標の40オーバーを釣り上げる事に成功し、とても満足な釣行になりました(^^)/
今から梅雨明け頃迄「瀬戸内の価値ある40オーバーの良型グレ」が期待できますので是非チャレンジしてみてください(^^♪
《釣行メモ》
《使用タックル》
《利用渡船》