●主催/がまかつ
2016年12月4日(日)~12月6日(火)の3日間にわたり、長崎県五島列島福江島にて【第35回G杯争奪全日本がま磯(グレ)選手権】が開催された。今大会は各地の予選を勝ち抜いた選手にがまかつ推薦、シード選手を加えた48名が頂点を競い釣技をふるった。
スケジュールは5日が予選リーグ。6日は決勝トーナメント。予選リーグは6名ずつの8組に分かれて各選手4試合を行い、順位を決する。上位1名が2日日の決勝トーナメントへ進出できるというものだ。
1回戦など
初日はまずまずの天候のもと、各試合で熱戦が繰り広げられ、西森康博選手、植木啓介選手、中司亮選手、宮本光広選手、山田直選手、加藤直選手、幸森大輔選手、西正浩選手の8選手が勝ち上がった。
準決勝
決勝リーグが行われた2日目は打って変わって強風下での試合となった。
それでも勝ち上がってきた選手はコンスタントに釣果を重ねる白熱の試合を展開。西森選手、中司選手、加藤選手、幸森選手が準決勝へと駒を進めた。
準決勝も白熱の試合展開。連覇を目指す幸森選手をベテランの加藤選手が抑え込み、中司選手と西森選手は同匹数での緊迫の重量勝負を中司選手が勝利した。こうして決勝は中司選手と加藤選手という組み合わせに。
決勝
決勝戦が始まるころには風は少し落ち着いた。試合開始早々に中司選手が竿を曲げる。そして連続でキーパーをヒットさせ差をつける。
加藤選手は前半戦苦戦し、後半戦に追い上げを見せるが前半でついた差を埋めることができず中司選手が見事初優勝を勝ち取った。
第35回は幕を閉じた。しかし2017年度の決勝へ向け、すでに新たな闘いの火蓋は切られている。次回大会ではどんな決戦が待ちうけているのだろうか。
優勝コメント
●「念願の優勝ができました。決勝は上潮が滑っていたので、仕掛けに余計な動きをつけないよう、ナチュラルに流すよう心掛けました。優勝が決まったときは家族と仲間の顔が頭を駆け巡りました。多くの人に支えてもらっての優勝です」
◎《大会結果》◎
優勝 中司 亮
2位 加藤 直
3位 西森康博
(敬称略)
《中司選手のタックル》
竿 :がまかつ/がま磯 マスターモデル口太 T50
リール:レバーブレーキリール
道糸 :ナイロン1・75号
ウキ :00号クラス
ハリス:フロロ1・75号
ハリ :がまかつ/掛りすぎ口太 5号