●主催/マルキユー
11月26日(土)、28日(日)のかけて大分県佐伯市米水津の磯を会場に『第4回 マルキユーM-1カップ全国グレ釣り選手権 決勝大会』が開催された。全国各地の予選を勝ち進んだ選手に前大会のシード選手をくわえた31名が栄冠を競った。
この大会はトーナメント形式。25cm以上のグレ9匹までの総重量で勝敗を決するというルールで、初日に2回戦、翌日に準決勝、決勝が行われる。
1回戦〜準決勝
初日は天候も安定したが、グレの食いにはムラがあり、1匹を競う試合も多数だった。そんな厳しい闘いを勝ち抜いたのは、林幸広選手、鳥井義弘選手、寺田泰隆選手、森川智之選手、宮原浩選手、有田達也選手の6選手となった。
2日目。この日は朝から雨が降り、風も出るという状況。各試合とも厳しいコンディションのもとでの試合となった。またグレの食いも渋く、3試合とも1匹を争うような試合展開となった。
決勝にコマを進めたのはその激闘を制した林選手、寺田選手、有田選手の3名。決勝の試合も厳しい状況か……と予測されたが、試合開始前には少し天候が落ち着いてふさわしい舞台となっていた。
決勝戦
決勝戦スタート。はじめのうちは潮が動かず竿が曲がらなかったが、上げ潮に変わってから3選手の竿が曲がる。そんななかで安定した釣果を重ね続け、良型の尾長グレを1.2号のハリスでキャッチした寺田選手がリードする。
このまま寺田選手が優勝か?! と思われたがここから林選手が怒濤の追い上げで9匹のリミットメイク。後ろで見ていたギャラリーには検量しないと結果が分からないところまで持ち込んで試合終了となった。
緊張の検量スタート。結果は700g近い差を付け、寺田選手が見事優勝を勝ち取った。
優勝者インタビュー
●コメント
「全体的に活性が低かったのですが、グレが食ってくるときはほとんど浅ダナだったので浮いてくるグレに照準を絞って浅ダナ勝負でいきました。尾長が取り込めたことが大きかったですね」
宮崎をホームグラウンドとし、細ハリスでのグレ釣りを得意とする寺田選手は、そのスタイルをこの米水津でも貫き通したという。それも優勝の要因となった。
◎《大会結果》◎
優勝 寺田泰隆
2位 林 幸広
3位 有田達也
4位 鳥井義弘
5位 森川智之
6位 宮原 浩
《使用配合エサとサシエ(いずれもマルキユー)》
◎配合エサ
『グレパワーV9』
『超遠投グレ』
『遠投ふかせスペシャル』
『イワシパワーグレスペシャル』
◎サシエ
『くわせオキアミスーパーハード』MとL
『くわせオキアミスペシャル』MとL
『特選むきエビ』