大分県は近場にチヌ釣り場、クロ(グレ)釣り場が多く、釣り人にとっては非常に恵まれた環境にあります。
チヌ釣りでは蒲江の60cm超えにチャレンジしたあと、徐々に乗っ込み前線が北へと移動し鶴見、大入島へと移動してきます。今回はその大入島エリアへチャレンジしました。
2018年5月4日、釣友の吉浦慎一さんと仁盛丸さんへ乗り込み「コンクリート」と呼ばれるポイントへと向かいました。ここは竿2本(約10m)沖にカケアガリがありますが、竿先(約5m沖)周辺には水深1mほどの浅場が広がっています。
用意したマキエはマルキユー『チヌパワームギスペシャル』を2袋と同社『チヌパワーV10白チヌ』を1袋。それにオキアミ9kgを混ぜ合わせます。
仕掛けはタナを探っていくために釣研『プログレスチヌハイグレード』を使いながら、餌取りが多くなった時には同社『黒鳳』で小さなアタリをとらえていくようにしました。
潮は沖から当ててきており、竿2本沖のカケアガリのラインで仕掛けをもたれさせるイメージで釣りを展開します。
しかしながら釣れるのは、チャリコ、アジ、ベラ、タナゴ、エソ、キス、メバル、ホゴ。これらの餌取りが飽きないほどに掛かってくれます。
そうして3時間ほどたったときに待望の本命からのアタリがありました。少し聞き合わせるような感じでアワセをいれると竿を叩く様な感触がします。釣れたのは35cmほどのチヌでした。
チヌがいることがわかったので、時合いを逃さぬように次の一枚を狙います。
その後まもなくしてのこと、今度はがま磯『マスターモデルⅡチヌ』がかなり絞り込まれる様な引きでチヌが掛かります。
この竿は魚の引きにスッと竿がよく曲がるために魚を暴れさせないやりとりが出来ます。それでいて、竿が曲がった後に竿がスッと起きあがるパワーも兼ね備えている面白くて楽しい竿です。
竿の力に助けられて釣り上げた魚は50cm弱のチヌでした。
それから30分もたたない内に今度は年無しチヌを釣り上げました(トップ画像)。
これまで沈黙していた吉浦さんでしたが、サシエのローテーションが功を奏し、強烈な引きの魚をかけました。数分にわたる大格闘の末、釣り上げた魚は大金星の年無しチヌでした。
その後もチヌを狙いますが、潮が下がり出すと餌取りのアタリも減ってしまい、干潮前に納竿しました。
《ポイント》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年5月3日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 08時15分 |
干潮 | 14時52分 |
(佐伯港) |
《使用タックル》
竿 | がま磯マスターモデルⅡチヌM5.0m | がまかつ |
リール | BB-Xテクニウム2500DXGS LEFT | シマノ |
ウキ | プログレスチヌハイグレード、黒鳳 | 釣研 |
道糸 | 磯スペシャルグレ道1.5号 | サンライン |
ハリス | 松田スペシャル競技パワーストリーム1.25号、1.5号 | サンライン |
ハリ | トーナメントチヌ3号、ファインチヌ3号 | がまかつ |
《エサ》
《利用渡船》
仁盛丸 |