海上釣り堀で孫のマダイ釣りデビュー!/海の釣堀 海恵(兵庫県家島)

(もり まさひこ)ホームグラウンドは姫路。エサ釣り、ルアー、船、渓流など、さまざまな釣りを楽しんでいる。オーシャンルーラーマエストロ

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〇はじめに

海上釣堀 海恵』で特別イベントが12月2日(月)からスタートするそうだ! ならば「行くしかないでしょ!」とばかり、特別イベントの初日に釣行してみることにした。

当日は、「海ちゃん(孫)のマダイ釣りデビュー」と、ちょっと欲張った「ガチャイケスの青物釣り」。朝から海ちゃんは、なかなかの気合の入りっぷりです。さてどんな釣果となることでしょう。

〇朝焼けをバックに。

綺麗な朝焼けをバックに送迎船「TSURIBORI・KAIEI」が網干港に着岸します。

今日は、オーナー社長とアシストの奥さんの出迎え。普段になく海ちゃんも安心して朝の挨拶を交わして乗船します。

海の釣堀 海恵
朝焼けの網干港

〇室内には、イベント盛り沢山のパウチ!

暖かい客船キャビンには、うわさの「ハズレなし・福引祭り」のキャンペーンのパウチが掲示されています。

「何か当たるといいね!」と話すも、どうやら海ちゃんは、昨年、ママさん同伴で釣行したサーモンコーナーの方に興味があるようです。

海恵 イベント
イベント案内がいっぱい!

〇釣り座でレクチャー。

現地には、約30分で到着。海恵スタッフが親切にクーラーや荷物を運び出して下さいます。団体さんは、第一優先で貸し切りイケスが指示され、海恵スタッフが付き添います。

残された少人数の釣り人さんたちは、オーナー社長の判断で人数分けされます。私たちは、若い青年ペア&常連さん2名の4人に合弁され、トイレ・売店に一番近い距離にある3番イケスでの釣りとなりました。

早速、タックル準備に掛かります。今年初めての海上釣り堀で釣りをする海ちゃんへの第1指令は、「取り込みネット確保」です。任務遂行。その間に海ちゃんの新調タックル(サグリザオ・3.8m)のセットがほぼ完了します。

タナオモリを付けて新調したベイトリール(カウンター付き)の操作を教えます。タイ狙いのタナを5.5mにセットします。その後、練エサのミックス付けをマスター、いよいよ一斉投入まであとわずかの時間となりました。

さすがに海ちゃんは、ちょっとそわそわとし出しました。

〇グラス穂先にアタリ連発。しかし!

緊張してか「トイレに行ってくる!」と、トイレに向かいますが無情にもスタート合図が掛かります。あさイチのチャンスを逃がしては……と、私が仕掛けを投入しかけた途端にギリギリセーフのご帰還です。

間に合いました。同時にサオ先にアタリが出ます。しかし、水温低下のため活性が低く、エサ取りアジの攻撃も加わって つつきアタリが連発し、食い込みアタリがなかなか出ません。

海ちゃんは、食い込みアタリを待ちきれず3度も早アワセしてしまい悔しそうです。「マキエサになるから、いいんだよ!」と、なだめながらイケスの中央部に仕掛けを送り込むと、今度は、ようやく食い込みアタリをキャッチ!

勢いよく単発を入れてナイスフッキング。「グイ、グイ、引く!」と、歯を食いしばって頑張ります。マダイ特有の2段・3段引きを無視して強引に1匹目を海面を割って、構えた私のネットにナイスイン。

とりあえず1匹逮捕して、ポリスバイザーをかぶってファーストフィッシュとウィナーポーズを決めました。

マダイを釣った海ちゃん
ファーストヒットは、まずまずサイズのマダイ

〇綺麗なマダイ

その後、「食いアタリは、分かった!」と、格言する海ちゃんは、2匹のマダイを狙って気合が入ります。「今だ!ビシッ!」と、アワセを取り2匹目をヒット。新調のマイロッドの引き込みに耐えるブロック姿勢や投入からアタリの取り方をはじめ、

マダイとのやり取りも少しずつ慣れ、やや安心して見ていられるようになってきました。3匹目がヒットした時には、かなり表情も落ち着き、低い体勢でサオの延長として腕を伸ばし、やり取りを出来るようになりました。

海の釣堀のマダイ
綺麗な3匹目のマダイ

〇福引券で当たるかな!

午前10時を過ぎると、アタリはなくなり静かに時間だけが過ぎて行きます。そんな時、アナウンスで「福引祭り」イベントの案内アナウンスが流れます。

「行ってくる!」と、サオを置いてちょっときょろきょろしながら列に並びます。

福引券
期待ワクワクの福引券

〇やる気で列に並ぶと

賞品が並ぶ中、やる気で並んでいるものの前後は大人ばかり。ちょっと小心者になりながら抽選箱の福引ボールをかき回しそして選んだボールは、ほかの人と違う色! まさか?

海恵オーナー社長の声が「1等賞 ブリヒラ! 出ました!」と、高らかな声と、お祝いのハンドベルが鳴ります。幸運にも、とんでもないお土産を頂くことになりました

福引の景品

〇やっちまいました!1等賞!ブリヒラゲット!

なんと! お手柄の1等賞のブリヒラは、とんでもなく海ちゃんには重く、思わずのけ反るように持ち上げて、今度はキャプテンバイザーをかぶって記念撮影をしました。

ちょっと自慢げです。

海の釣堀海恵の景品
お手柄当選のブリヒラ

〇私は、ガチャイケスでオリーブハマチ

ようやく私の出番となります。ガチャイケスのチケットを2枚購入し、大きめのイワシを付けて一気に水深5mラインに沈めると、サオ先が持ち込まれオリーブハマチがヒット! 元気いっぱいの獲物の引きは抜群です。

サオ50号、ハリス10号の剛腕タックルで安心して取り込みました。

さて、いよいよ海ちゃんの出番です。大きめのイワシを付けて投入すると、すぐに引き込みアタリが出ます。しかし、ゆっくりと食い込ませることが出来ず早アワセして、痛恨のバラシ。

そして、次なるエサもしっかりとられてしまいます。持参した4匹の大きいイワシがなくなってしまいました。仕方なく小イワシを2匹ふさがげにして投入すると、今度は、ハリ乗りしました。

しかし何かおかしい引き込み方。クエがヒットしたかと喜んだのもつかの間、どうやら本人はマグロを釣りたかったようですが残念にも大マダイが姿を見せてくれました。

その後、残り時間をゆったりと過ごして、少し早目の納竿とすることにしました。

オリーブハマチを持つ
本日の私の初釣果は、オリーブハマチ

〇感謝の気持ちを込めて、手を良く振りました

とりあえず、今日の釣りは山あり谷ありの釣りとなりました。

網干港に寄港して、船を降りて「また、おいでね!」と、優しい海恵の社長の奥さんに声を掛けられ、離岸する「TSURIBORI・KAIEI」の送迎船に「ありがとう!」の気持ちを込めて、力いっぱい手を振り、別れを告げました。

海恵 送迎船
離岸する送迎船

〇早速、お刺身メニュー

早速、持ち帰ったブリヒラの半身は、2家族分のお刺身に変身し、残りの半身はお正月用のブリシャブ、照り焼きにとキープすることになりました。また、マダイ、オリーブハマチは、お嫁入りとなり喜ばれました。

〇おわりに

楽しい半日を盛りだくさんの飽きることのないイベントや釣りコーナーで狙い魚種を変えて楽しむことができました。次回の少しずつ試行錯誤を繰り返す海ちゃんの釣りをご紹介できたらと思います。

また、海ちゃんと「少し時間をもらって一緒に釣りに行こうね」と、またの釣行を約束した半日となりました。

間もなく『海上釣り堀・海恵』では、「安心! マダイ5匹保障」が実施されます。また、大目玉の「マグロ挑戦権獲得企画」は続行中。

また、昨年も好評だった「クロソイやサーモンコーナー」の釣りコーナーも期間を見てオープン予定となっているようです。

さらに釣り人には嬉しい「もれなく青物・シマアジ・坊勢サバ1匹プレゼント」のイベントが満載のようです。 今後も益々楽しめそうですね。釣行については、必ずお問い合わせ確認の上、ご予約釣行してみてはいかがでしょう。

《釣行メモ》

釣行日 2024年12月2日
潮汐 大潮
 満潮  12時37分
 干潮  04時10分
(姫路港)