●主催/一般社団法人宿毛市観光協会
7月2日(日)、高知県宿毛湾の磯を舞台に『第5回宿毛「チヌ」パラダイスカップ決勝大会』が開催された。
前日の7月1日(土)には宿毛市内のホテルで前夜祭が行われた。翌日は競い合う選手たちも懇親会では宿毛の美味しい食事を食べながら、笑顔で宿毛湾のチヌの魅力などを語り合っていた。
当日の4時過ぎ、受付&出船場所となった藻津港には観光協会推薦選手とシード権付きの各大会で勝ち上がった選手の計50名が集結。早朝にも関わらず、会場一帯は選手たちの熱気で包まれた。
今大会の競技規定はフカセ釣りで釣り上げた30cm以上のチヌ(キビレ含む)3匹の総重量で勝敗を決するというもので、同重量の場合は長寸にて勝敗を決着。大型チヌの実績が高い宿毛湾なだけに上位入賞を果たすには最低でも4kg後半~5kgは必須で、昨年は5.46kg、一昨年は5.62kgというのが優勝者の記録。
午前5時30分、抽選クジ順に渡船に乗り込み出船。2人1組で磯に渡り、日頃培った釣技を駆使してチヌを狙った。しかし、この日の天候はは快晴で最高気温は29℃。高活性なエサ盗りにくわえて暑さとの戦いにもなった。
14時を迎えると選手たちが次々と帰着し、随時検量。ちょうかライブウェルから大型チヌが取り出されるたびに喚声が上がった。
検量の結果、5.89kgの好記録を叩き出した有元孝太選手(愛媛)が第5回大会の頂点に輝いた。2位にはオブザーバー参加の石橋淳一選手、3位は岩成博司選手(大阪)が続いた。
表彰式終了後は豪華景品が当たる抽選会やジャンケン大会などがおこなわれ、大盛況のうちに大会は幕を閉じた。
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◎《大会結果》◎
優勝 有元孝太 選手
2位 石橋淳一 選手
3位 岩成博司 選手