2018年5月20日、地元の岡山県倉敷市・下津井沖へフカセ釣りで釣行しました。
「矢吹渡船」さんから午前5時出船-15時帰港便で向かったのは本島(香川県丸亀市)北西部の磯。以前より渡船で前を通るたびに気になっていたポイントです。
釣場は突き出した磯の形状から下げの潮が両脇から流れを形成し潮目がはっきりしています。下津井沖らしい潮です。
この日は東の風が強かったですが、その風を利用し西沖側へ撒き餌を投入して、まずはポイントを作ります。撒き餌はオキアミ生6Kgに集魚材3袋で、前日から混ぜ込んで準備しておいたものです。
仕掛けをセットするためにウキポーチから取り出したのはガルツ『銀舞』。黒鯛モデルの中では小振りな部類ですが、艶消し深塗りトップで見やすく、自重も12gで使いやすく、「ボリュームバランスウエイトシステム」で高感度と私の中で使用頻度の高いウキです。
流れも緩やかでしたので浮力は0、カラーはイエローをセレクト。半遊動仕掛けで「なるほどウキ止め」のヒゲで5m前後のタナを狙いました。
ハリスは1.5号を3ヒロとって道糸1.5号と直結。潮受けはガルツ『GPC』のM、ハリスにガン玉G6を2個均等打ちして、針はがまかつ『チヌR』2号。
竿は粘り強く胴調子で美しい弧を描くがまかつ『がま磯 チヌスペシャル黒冴 06-53』です。
西沖の流れの中へ黄色く着色した自作加工オキアミを針に刺し一投目! 仕掛けが馴染むと同時にウキが消し込み道糸まで走るアタリ! 力強い引きでしたが難なく浮いてきたのは41cmの綺麗な真鯛でした。
一投目から釣れることは過去にもありました、そんな時も次の魚まで沈黙の時間が長くなることが多かったのですが、この日は違いました。
5分~10分間隔で、大きくはありませんがチヌや真鯛が竿を曲げます
潮目の筋には多くのボラが列をなして泳いでいてフグなどエサ取りが居ない状態が功を奏し、刺し餌が残ってチヌや真鯛がヒットするパターンが炸裂した様です。
途中、なるほどウキ止めを潮受けゴム側へずらし全遊動仕掛けに替えてみると、ウキの抵抗が減るのかウキが違和感無くスパッと消し込みます。これも病み付きになりますね。
お昼頃までパラダイスタイムが続きましたが、その後は風も強くなりアタリも散発に。
そこでウキをフラットトップで風波の影響を受けにくく視認性も良い『極鱗』の0」に変更し、ハリスも張り替えて数匹追加! これでスカリがいっぱいになり、十分楽しめたので撒き餌で汚れた磯を洗い流し、納竿としました。
帰港後、写真を撮り必要以上の魚はリリースしました。
こんなに釣れる日もあるのですね~。
《マップ》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年5月20日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 14時02分 |
干潮 | 09時03分 |
(与島) |
《使用タックル》
竿 | がま磯チヌスペシャル黒冴 06-53 | がまかつ |
リール | インパルト競技LBD | ダイワ |
道糸 | 磯スペシャル フカセちぬ競技 1.5号 | サンライン |
ハリス | スーパートルネード 1.5号 | サンライン |
ウキ | 銀舞 0、飛攻黒鯛 3B、極鱗 0 | ガルツ |
潮受け | GPC M、GPS M 2B | ガルツ |
ハリ | 掛かりすぎチヌ、チヌRほか 2〜3号 | がまかつ |
《エサ》
《利用渡船》
矢吹渡船 |