〇はじめに
海上釣り堀釣行で社員の福利厚生・親睦を兼ねて釣りを楽しむグループ、原 会長率いる「TEAM HARAHARA」の総勢23名(ジュニア3名を含む)のメンバーの釣行に同行させて頂きました。
姫路市・網干港より午前6時30分に乗船したメンバーは、それぞれの家族のノルマ達成を期待して、チーム・メンバーは、わくわくモードで「TURIBORI・KAIEI丸」に乗船し、25分程で現地となる「海の釣堀 海恵」に到着。
海恵スタッフに案内された中マスのイケス・3箇所に別れて熱釣となります。
〇綺麗な近畿大学産マダイが、モーニングラッシュ!
朝一番のルールにもとづき、午前8時に一斉入竿すると、あちらこちらで歓声がわくと同時に綺麗な近大マダイが次々と海面を割りスカリにおさまります。
私の入れて頂いた中マスには、2名の女性がいますが、サポーターがしっかり付き添い絶妙のコンビプレイで釣り上げる魚の取り込みが行われます。これなら初めて釣行する女性も安心です。
あちらこちらで笑顔がこぼれる中、ジュニアも大張り切りの光景には、周りのメンバーが声援を贈り、和気あいあいのムードに思わず見入ってしまいます。
マダイ追加放流の時間になると、普段気を抜いてしまいそうな仕掛けの点検と、今日のアタリエサのチョイスに思わず気合が入ってしまいます。今、正にタイラッシュです。
〇「オリーブ・ハマチ」がヒット!
午前10時、いよいよ青物放流のアナウンスが流れると、辺りに活気が漲ってきます。
ヒットすると「青です!」のコールで、イケスの釣り優先権を譲り、仕掛けを回収して見守り、取り込みアシストをかって出るなかなかのチームワークです。
「頑張って!」「バラスなよ!」の歓声がわく中、各イケスで1匹、2匹と釣り上げられるオリーブハマチは、通称家族5人分の夕食を飾る1匹。絶対に釣り上げなければなりません。食材確保は、各イケスで熱釣さながらさらに続きます。
〇ターゲットフィッシュに照準を絞って
チームいちの若手アングラーの彼は、アシスト役を買って出たにもかかわらず、竿頭釣果。思い切ってタックルをチェンジし、得意のミャク釣りでコーナー脇を狙った結果、見事にイシダイがヒット。
丁寧なやり取りを演出し、グッドサイズのイシダイを手中に収めることができました。喜びはひと際でした。
〇撃沈チームが「ガチャイケス」にチャレンジ!
午前11時前になると、原会長企画で特別配慮として、各イケスから貧釣果のレデイースが選出されてサポートコーチと共に「ガチャイケス」で青物チャレンジに挑戦です。
通称・ガチャイケスには、マダイやグレが上層を泳ぎ回り、青物、クエ、マグロなどが中下層に潜んでいます。
海恵スタッフがエサを巻くと一斉に沸き立つように青物が表層に姿を現し、すさまじい光景となります。青物とコンタクトをとる一瞬のチャンスです。これを逃すとマダイやグレの餌食になってしまいます。
果敢にイワシのエサをプレゼンテーションする3姉妹ですが、残念ながらマダイヒット。「なんでやねん!」と、とぼとぼとご帰還となりました。
〇マグロイケス・チャレンジ権利獲得!
20名以上の団体特約でマグロ釣りのチャレンジ権利を獲得した原 会長が選出され、「やったるで!」と、マグロ釣りに挑戦します。
いきなり剛腕タックルの「グッ ! ググッ!」と、ロッドティップがうな垂れ、一気に引き込みアタリが出ると同時に豪快な引きに「なんじゃ!こりゃ?」と、表情がこわばります。高鳴るドラグ音、鳴りやまぬ鼓動は益々マックス。
「ヤバイ・ヤバイ・超ヤバイ!」と見守るメンバー。観客の釣り人からも「頑張れ!」のエールが飛び交います。格闘すること20分。
イケス引き込まれそうになりながらも水没することなく「やった! やった! やったり!」と、無事にネットインしたマグロを見て一気に手の震えと全身の力が抜けて行く原会長の表情が笑顔に変わり、13kgのマグロが見事に釣り上げられました。
〇納竿際の失態に親切対応の海恵オーナー対応
納竿間際にスピニングリールをイケスに落下させてしまったチームメンバーが困惑していると、海恵オーナーが迅速対応の末、無事にスピニングリールを海底から引き上げて下さいました。精神誠意の志に感謝する次第でした。
《続きは次ページへ》