鯛ラバでマゴチ、アコウ、イネゴチ／多度津沖（香川県）ベイトボール翔丸

釣行日／2023年８月27日

気まぐれな相手。昨今はコミュニケーション能力をどう高めるか、こんな事ばかりが社員研修で取り上げられている様ですが、こと、真鯛をターゲットに選んでハマってしまうとつくづく感じます。

真鯛様は一連のタイ仲間の筆頭でクロダイなんかに比べると極めて性格はおおらかなんだそうで。おおらかはいいんですが気に入らない事があるとパタリと口を使わなくなるんだそうです。

この日は水温高すぎで遅い夏休み？　ともあれ8月27日香川県多度津町の「ベイトボール翔丸」さんから鯛ラバで出船してきました。

午前6時出船で秋冬時間に比べると30分早い集合出船です。わたくしの大好きなうどん店「こがね製麺所多度津店」で讃岐うどん食べてからの釣行は、こがね製麺が６時からなので無理でしたが10月頃になれば大丈夫と思います。

港を出て浅いところから流していきます。若潮なんであんまり潮が流れない？　船長や同乗の方は40ｇくらいのかわいいヘッドを使っていますが、わたくしはやっぱりPEラインが真っ直ぐ張って鯛ラバはなんぼと思うんですね。それで80ｇ重たいタングステン使ってみました。

二流し目位で底を取ったと同時にアタリが来て巻き上げると同時にドラグが激しく滑りました、が、最初にこういう元気なアタリが出るのは若い800ｇ位の真鯛が多いので、それかと思いました。が、中層で激しく首を振ってラインが出て行きます。

中型で50cm以上の真鯛？それとも青物？いやスズキか？とにかくラインテンションを保ちながら巻き続けました。すると、あっコイツかぁ・・・。澄み潮の中に凄い口を開けて怒っているマゴチ登場

「しなかわさん釣れたら釣れたと言って下さいよ!！」田口船長が苦笑しながも掬ってくれたのは56cmの太ったマゴチ。怒って口を開けていた姿にちょっとタジろいだというのが本音です。あとでネットで見て見たらこれ一本生けで7～8,000円するんだそうです。マゴチの洗い、旨いですよね。

さぁ次は真鯛の出番だ、と鯛ラバ巻いたんですが、午前10時頃、中層でフォール途中で派手な引きが出て、すわっ青物だっ!と竿を立てたらふわりとタングステン80ｇがなくなっている感触。リーダーをヘッドの上からスパーンとやられていました。恐らくサワラ、良型でしたねぇ、きっと。

船中目立った釣果ないまま昼過ぎの潮止まり前の好釣タイムへ突入。暑さの中、耐えに耐えて80ｇを投入、着底と同時にアタって後は重いだけ、の35cmのアコウ。

30分程してまた着底と同時にアタリ、40cmのイネゴチでした。

しかし暑いよなあ・・。田口船長、いろいろなポイントでヒットを狙ってくださったのですが、釣る方も、真鯛様も暑くてふらふら、14時過ぎに沖揚がりとなりました。

水温下がるであろう秋に再トライです。でもね、マゴチ、アコウ、イネゴチ、洗いで最高に美味でした。夜のビール、焼酎と、残暑によく合います(了)

《釣行メモ》

遊漁船／Bait ball翔丸(とぶまる)　080-3317-3431
出船場所／香川県仲多度郡多度津町西浜11湾岸壁無料駐車場岸壁より出船

竿	小継金剛1.86ｍ（櫻井釣漁具）
リール	ADMIRA A100XH（ダイワ）
PE	シグロン0.8号 200ｍ（サンライン）
鯛ラバ	2stepTG　80gﾚｯﾄﾞﾌﾞﾗｯｸ＋瀬戸内オレンジМ＋アジングワーム（START）