サクラマスのバケ釣り『久しぶりの定数釣り達成』/白老沖(苫小牧市)

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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サクラマス バケ釣り

【久しぶりの定数釣り達成】

2019年3月1日、サクラマスのバケ釣りに行きました。

この1週間前にも行ったのですが、その時は別の船で7本で竿頭であったものの、他の船では定数を達成している人もいて少し微妙な感じでした。

今回は定数釣りを久しぶりに達成できました。

 

『サクラマスの定数』とは

北海道の苫小牧沖を含む、胆振海域はサクラマスのライセンス制の釣りを12月15日~翌3月15日まで設定しており、各人が1日に確保できるサクラマスが10匹までと決められています。

これが定数です。

運が良ければ定数いける釣りですが、群れが少ない等の条件が悪いと大体釣れません。

 

この釣りは棚がすべてという釣りで、当初は全員で棚を探り、アタリがあった人の棚に合わせる釣りなのです。

しかし、北海道の釣り人は大体が電動リールの水深の誤差が酷く、あまり正確な棚がわからないことも多く、自分のリールの糸巻き量との関係で細部調整をして当たり棚を合わせていくシビアな釣りです。

私の場合は、電動リールのラインテンションをスタジオオーシャンマークさんとUOYAさんのコラボのラインテンショナー(オーシャンマーク 糸巻き工場)を使って調整しています。

オーシャンマーク+UOYA『糸巻き工場』

オーシャンマーク+UOYA『糸巻き工場』

特に、手巻きと違って電動の場合は当初のラインテンションの数字が正確でないと糸巻き補正が効かない時もあり、手巻き以上にシビアです。

ある程度こだわらないとこのサクラマスのバケ釣りでは正確な棚をキープできません。

 

毎年の統計を取ると傾向がわかるものの、やはり自然相手の釣りなので、データが使えない時もあります、その場合は、大体のバケの走り方や外道の掛かり方などで調整します。

 

当日は当初40m程の棚でヒットし、それから80m程の深場、60m程の棚など目まぐるしく棚が変わり、ヒットも単発でした。

その後もフォールでヒットしたり、上棚でのヒットが続くかと思いきやベタ底という展開もありましたが、最終的にはベタ底でダブルヒットをしたりと棚を絞ることができました。

最大は2.4キロの良型でしたが、最初はダブルかなと思うぐらい引きました。上げてみるとサケみたいな感じで美味しそうでしたが、船長から頼まれたので進呈しました。

この釣りでいつも思うのは、船長の勘や経験によるところが大きいということです。他の船では釣れないのに、経験が豊富な船長の場合は、確実に釣果が付いてくるので釣り人の技量も釣れる要素にあるけれど、船長の腕も大いに関係すると改めて思いました。

 

何はともあれ天気も良く釣り日和で、かつ久しぶりの定数で大満足でした。

今回学んだのはいつもバケを走らせるために強く振っていたのを、まわりの年配の方々のように少しゆっくりめに小さく振るとアタリが連発しました。

おそらくベイトがそのような動きの遅いベイトだったためかと思いますが、いい経験になりました。

次回も定数できるように今回の経験を活かしたいです。

スケトウダラやマダラもヒット



《釣行メモ》

釣行日 2019年3月1日
潮汐 長潮
 満潮  09時32分
 干潮  18時35分
(白老)

《使用タックル》

竿 剣崎V2 240 マスSP ダイワ
リール 16シーボーグ300MJ ダイワ
道糸 PE 3号
ハリス フロロ10号(幹糸12号)、リーダー(ナイロン12号)
ハリ フカセ針15号 がまかつ
ルアー バケ 700g(アワビ)

 

 

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