チヌフカセ釣り名手 愛用【マキエシャク】を紹介! Part②

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フカセ釣りに欠かせないのが『マキエシャク』(マキエ杓)。

狙ったポイントに正確にマキエを投入できるかどうかで釣果に大きな差がでるぐらいに重要なアイテムです。

15名のフカセ釣り名手が愛用しているマキエ杓を2回に分けて紹介します。

第2弾で紹介するのは波多瑞起さん・圓山一樹さん・南 康史さん・村岡哲也さん・山口美咲さん・百合野崇さん・吉田賢一郎さんの7名です。

第1弾はこちら『チヌフカセ名手 愛用マキエ杓 Part1』

 

湯川杓(カップカスタム)/武工房

高弾性のシャフトと湯川杓の特徴でもある、鮫皮(エイ皮)のグリップにより操作性がよく、無駄のないシャープな振り抜きができます。すくう、押し固める、振りかぶる、投入と一連の動作の負荷がダイレクトに伝わります。カップ部をカスタムしているのは、潮の速い場所での釣りが多いため、(チヌ釣りでは)小さめのカップでマキエの回数を増やし、変化する潮に対応すること、疲労を軽減するためです。

波多瑞起(はた みずき)
広島在住。がまかつ、宗うき、東レ、マルキユーよりサポートを受ける。FISHING TEAMFLOW、GFG、MFG、TFT所属


まきーなFINE SPECIALⅡ(三角) 650mm/がまかつ

16ccのチタンカップはマキエをすくいやすく、塊で投げる、バラけさせて撒くことが容易です。私はオキアミボイルや生オキアミを素撒きするのですが、オキアミの粒がカップにほどよく入るのでバッカン内で水分を切ればよく飛びます。シャフトの硬さもほどよく65mmという長さは下から投げるのにも、ちょうどよいですね。自分の身長に合った長さかなと思っています。グリップもEVAで握り心地抜群です。

圓山 一樹(まるやま かずき
広島県在住。がまかつ、サンライン、M & M フィールドテスター。名釣会、GFG、culbG’s所属


まきーなFINE SPECIALⅡ(三角) 780mm(20cc)/がまかつ

このシャクの最大の特徴は三角形型カップ。下部をラウンドさせた形状なのでマキエ離れが抜群によいです。このカップに硬先調子のシャフトを組み合わせたことでブレにくく遠投も容易に行えます。風が強いなどの悪天候のときでも、狙ったところにマキエを投入することができます。

南 康史(みなみ やすし)
G杯チヌV4、マルキユーカップチヌ優勝の実績を持つ名手。がまかつ・サンライン・マルキユーフィールドテスター、club G’s会長

 


湯川杓/武工房

湯川武司さんが手がけたシャクです。たくさん所有していますが、1本と同じものはなく、なかでも全長74cm、小カップの穴空きモデルを愛用しています。バランスがよいので自重以上に軽く感じ、シャフトの絶妙な硬さと穴空きカップでマキエを正確に遠投できます。独自のグリップは滑りにくく、手が濡れたり、魚のぬめりが付いてもスッポ抜けがありません。どんなときも私をサポートしてくれる1本です。

村岡 哲也(むらおか てつや)
広島在住。ジャパンカップクロダイ優勝経験を持つ。マルキユー、東レ、ソルブレのサポートを受ける


湯川杓/武工房

このシャクの一番の特徴は、魚を触った後でも滑らず握り込むことのできる鮫皮のグリップを採用していることです。試合中などで手を洗う時間がなく、ヌルヌルした手で握ってもまったく滑りません。また、シャフトも絶妙です。軟らかすぎるとどうしてもコントロールが乱れがちですが、ほどよい硬さで腕の延長のように扱うことができるので、とても気に入っています。長さは飛距離を重視して72cmを愛用しています。

山口 美咲(やまぐち みさき)
岡山県在住。シマノ・オーナーばり・マルキユー・釣研フィールドテスター。R-freak所属


 

ファイアブラッド チタン遠投ヒシャク SY-113P M85cm/シマノ

競技はもちろんプライベートでも、正確に遠投、アクティブなコマセワークが可能な85cmのMカップのモデルをメインに、ポイント作り、エサ盗り対策、マキエの塊に変化を持たせるときは73cmのLカップモデルを併用しています。どちらも「スパイラルX」と「ハイパワーX」をまとった強化構造のシャフトなので、ネジリ剛性に優れ、振り抜き時のブレもなく、正確なコマセワークが行えます。

百合野 崇(ゆりの たかし)
山口県在住。シマノ磯フィールドテスター、マルキユーフィールドスタッフ。チームアクア所属


ファイアブラッド チタン遠投ヒシャク SY-113P M73cm/シマノ

シャフトは「スパイラルX」と「ハイパワーX」を採用しており、少し硬めなのでチヌ用の重いマキエもブレることなく投入できます。グリップはさまざまな握りに対応しているため、操作性がよく遠投も問題なく行えます。カップはサビに強いチタンカップでマキエ離れもよいです。私は小さめのM(20cc)を使用しています。1回分のマキエの量は少ないですが、同じところへ正確に投入できます。

吉田 賢一郎(よしだ けんいちろう)
倉敷市在住。シマノ磯インストラクター、オーナーばりインストラクター


 

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