2019年版 北海道のタイラバ総括(沖五目・ボートロック)について/北海道

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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今年(2019年)の北海道のタイラバの釣り納めもしましたので、最新の北海道のタイラバについて、沖五目、ボートロックの順に紹介します。

なお、この記事は、2017年版の更新版になります(一部内容は重複します)。2017年版 北海道のタイラバ総括(沖五目編)/北海道

沖五目のタイラバにヒットしたクロソイ

沖五目のタイラバにヒットしたクロソイ 52cm

北海道のタイラバについて

まず、前提としての北海道のタイラバ(概要)について説明します。

北海道のタイラバのターゲットは、主にソイ類、アイナメ、エゾメバルなどになります。これは北海道には真鯛がおらず、いても奥尻島の緯度までしか生息していないためです。

稀に苫小牧付近で見つかることもありますが、死滅回遊してきた稚魚が火力発電所の温水の地域で越冬し、大きくなったものです。

そのため、1mクラスの大鯛はいませんが、40センチぐらいの3年魚は釣れることが稀にあります。

 

北海道のタイラバは、狙う水深によって「沖五目のタイラバ」と「ボートロックタイラバ」の2つに大きく区分されます。

タイラバでのクロソイ

2.5キロのクロソイ

タイラバで釣れた40cmほどのマゾイ

アイナメ

アイナメ

北海道の2種類のタイラバ

沖五目のタイラバは主に40m~80m程の所を狙うタイラバで、ボートロックタイラバは水深が10m程(浅い所は3m)の沖堤防周りで魚を狙うものです。

どちらのタイラバも大型が潜んでいる所を狙うため、ヒットしたら根に入られないようにドラグを締めて、真っ向勝負しなければなりません。

北海道のタイラバは根魚がメインなので、本州や九州のようにドラグを駆使してという理論は使えません。

ある程度の太さのラインを使い、かつ魚を根から強引に引きはがせるタックルが必須です。

そのため「タイラバ」と言っても、かなり変わった釣りになります。

 

ちなみにタイラバのシーズンですが、大体1月の半ばから4月の末ごろまではオフシーズンですが、それ以外は年間を通じてできます。

オフシーズンの時は水温が1桁前半になるため、活性が低く全く釣れないです。そのため、オフシーズンはサクラマスやカレイを楽しみます。

 

北海道のタイラバではこんな魚も釣れます。

タイラバ マダラ

マダラ

タイラバ トゲカジカ

トゲカジカ

タイラバ トウベツカジカ

トウベツカジカ

タイラバ アカガレイ

タイラバでは珍しい赤ガレイ

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