ボートロックタイラバ実釣
本日も2日連続でボートロックタイラバに行きました。今回は最近狙えてない大物の実績のあるポイントに行くことができました。
釣り場に到着後、一投目で45cmの黒ソイがヒットしました。レバーブレーキのフォールで一撃でした。
その後、ポツポツと釣れ続け、日没前に大型が連発しました。今回は、スピニングタックルで40cmオーバー1匹、ベイトタックルで5匹キャッチしました。
日没後は浅いレンジで黒ソイがヒットし続けましたが、ほとんどリリースしました。40cmオーバーのものも釣れましたが、1匹は隣の方に差し上げました。5匹も40cmオーバーがいても捌くのが大変なので。
今回と前回釣れたソイは、ししゃもを追ってやってきた群れらしいです。今回の満月の夜にししゃもが産卵のため川に登ると、またしばらくして他のエサを求めて堤防周りに現れるそうです。
このソイたちは堤防周りで越冬のためのエサを食べて沖に出ていくそうで、昨年はこの時期1ヶ月だけで50cmオーバーを5本仕留めました(最大55cm、約3キロ)。
今回は初心者の方にもソイが多くヒットし、楽しめてもらえたようで良かったです。
アイナメは釣れる人には多くヒットしましたが、パターンがあったらしく、ワームでやる人の中でもよく釣れる人と釣れない人に分かれてました。
タイラバはうんざりするほどアイナメがヒットしました(産卵期のためすべてリリースです)。
今回はタイラバにソイの反応がよく、大型の大半がタイラバにヒットでした。私の使用したのは前回と同じくスカート、ネクタイがピンク/赤です。
次回は沖五目のタイラバの予定です。今年は60cmオーバーが出ると良いのですが。
タックルについて
今回は風と釣り場の水深・起伏、船長の流し方等を考慮してスピニングは60g、ベイトは80gのヘッドを使用しました。
通常は40gで事足りるのですが、今のベイトはサイズが大きく、無理してヘッドを小さくして、シルエットを小さくする必要がないのでこのサイズにしました。
やはり重くすると着底がより鮮明になり根掛かりが激減するのですが、やはりはまる時ははまります。しかしながら、40gよりも根掛かりの頻度は少なかったです。
夏等に攻める浅い場所には40g、秋の深場・ベイトが大きい時には60~80gのヘッドが無難かと思いました。
今回は、前半は潮が流れずタイラバにきつい状態でしたが、ずっと検証してきた結果、レバーブレーキ搭載のリールを使ったスピニングタックルでは意外と釣れます。
これはスピニングではカーブフォールやフリーフォールの多彩な攻め方に加え、レバーを使った意図的なテンションフォールにより活性の高い魚を探すことができるからです。
そして、スピニングの巻き取りの速さとベイトの巻き取りの遅さをうまく使い分けることにより、状況に応じた攻め方が可能となります。
特に、ボートロックでは今回や前回のように特定のレンジの上げ下げになるとベイトが有利ですが、ベイトに反応しないときにスピニングのフリーフォールとテンションフォールでバーティカルに落とすことにより、リアクションバイトを誘発することも可能です。
針は『マイスターフック』が一番良いのですが、ボートロックぐらいの浅場では、かえって大物がヒットした時にガチンコで引きはがさないと行けないので、比較的硬いタイラバロッドには真鯛針、炎月のように柔らかい竿にはマイスターフックと使い分けています。
九州で真鯛を釣る時は、ジャンプパーツを使うことにより、細軸と太軸の針の欠点を相互に克服できるようにセッティングしています。
今回のようにタイラバのみで行けるときもありますが、やはり例外もあるので大型の魚を捕食していてタイラバに反応しないときに備えて大きなワームも必要だと思います。タイラバでも攻略できる方法はありますが、確実性がないので、やはり引き出しが多い方が良いかと思います。
《釣行メモ》
釣行日 | 2017年11月4日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 14時40分 |
干潮 | 08時52分 |
(苫小牧東) |
《使用タックル》
竿 | OCEA炎月投げ式S641F、炎月プレミアムB72M | シマノ |
リール | 17モアザン2510LBD(リブレのハンドル仕様) | ダイワ |
リール | OCEA コンクエスト 201PG | シマノ |
ライン | PE1号、1.2号 | |
リーダー | フロロカーボン 3〜4号 | |
ハリ | 環付き真鯛 13号(親針)、12号(孫針) | ささめ針 |
ハリ | マイスターフックM | ハヤブサ |
ルアー | セブンスライド60~80g | セブン |