2018年6月3日、「第37回G杯チヌ牛窓予選」の役員として久しぶりに牛窓へと向かいました。当日の私の担当は日生(ひなせ)沖へ向かう船のポーターです。
日生沖へは「まこと渡船」の2船が向かい、選手を各ポイントへ渡し終えた後、もう1船のポーターをしている平井さんと合流して竿を出すことにしました。
私の方が少し早くポイントへ着いたので、先にマキエを練り始めます。当日のマキエはマルキユー『チヌパワームギスペシャル』、『ナンバー湾チヌⅡ』で、これにオキアミ6㎏を混ぜ合わせます。
マキエを作り終えた頃に平井さんが到着したので、一緒に釣りを開始しました。
使用する竿は、私ががまかつ『がま磯マスターモデルⅡチヌM5.0』で、平井さんは同社『がま磯マスターモデルチヌ5.3m』なんで、新旧のマスターモデルで竿曲がりの違いも楽しめます。
また、今回、竿以外にも試したいことがある私は道糸にサンライン『グレ道』(ナイロンライン)と釣研『FASTEC PEライン』(PEライン)を用意しました。
まずは半誘導の釣りでスタート。道糸は粘りのあるサンライン『グレ道』を使います。
しかし、釣りを開始して1時間ほどはエサ取りのフグがたまに釣れるくらいで、チヌらしき気配はありませんでした。
そんな中、最初に口火を切ったのは平井さんでした。40cmくらいのチヌを釣り上げ、綺麗な竿曲がりでやり取りをしています。その後も連続で魚を掛けて、サイズがどんどん上がります。
そして、平井さんの厚意で同じコースを流させてもらうと、私にもチヌが掛かり始めました。 釣れるチヌはどれも良型で、中には35cm程度のチヌもいますが、そのほとんどが40cmを越えています。
45cm~50cmが多数掛かるなか、平井さんの『マスターモデル』が強烈に曲がっています。釣り上げたのは53㎝のチヌでした。そんな大型が掛かっても竿はまだまだ余裕がありそうでした。
私が魚を掛けているときは『マスターモデルⅡ』は元竿から魚の引きにあわせて曲がり込むのですが、その後、竿を起こす起こすパワーがすさまじく、年無しの引きも難なくあしらうことができます。
どちらも楽しい竿ですが、特に『マスターモデルⅡ』はこれまでの竿とは全く違うやり取りを楽しめる竿だと実感できました。
お互いに5匹を揃えてからは、いろいろなことを試そうということで、平井さんは全誘導の釣りを始めました。
私は沈め釣りをするためにラインを釣研『FASTEC PEライン』に交換しました。
潮の流れがあったのでタナをキープするような張り加減で少しづつ仕掛けを送り出していたところ30m沖で手元にゴンッというあたりが伝わりました。釣り上げたのは50cmちょうどのチヌでした。
まだまだ釣れ続きそうな雰囲気でしたが、選手を迎えに行く時間となりましたので納竿しました。今回はいろいろなことを試すことができ、釣りの引き出しを広げられた釣行となりました。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年6月3日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 13時07分 |
干潮 | 08時14分 |
(宇野港) |
《使用タックル》
竿 | がま磯マスターモデルⅡチヌM5.0m(筆者)/がま磯マスターモデルチヌ5.3m(平井さん) | がまかつ |
リール | BB-Xテクニウム2500DXGS LEFT | シマノ |
道糸 | 磯スペシャルグレ道1.5号 | サンライン |
FASTEC PEライン0.6号 | 釣研 | |
ハリス | 松田スペシャル競技パワーストリーム1.25号、1.5号 | サンライン |
ウキ | プログレスチヌ・ハイグレードS2、FASTECクッション潮受 | 釣研 |
ハリ | トーナメントチヌ3号、ファインチヌ3号 | がまかつ |
《エサ》
《利用渡船》
まこと渡船(牛窓) |