2017年12月9日、今シーズン絶好調の鶴見の沖磯に行きました。
お世話になったのは大分県鶴見にある瀬渡し船「速見丸」。ここの船頭さんは釣人に釣らせるために、エリア全域を走り回ってくれる親切な方で、私も毎週のように通っています。
沖磯を目指して朝5時に出港し、20分少々で目指す鶴見大島へ到着します。まずは石鯛釣りのお客さんを「枯松の横」に降ろし、そのあとはUターンして鶴御崎へと向かいました。
どこへ降ろしてくれるのだろうと名前を呼ばれるのを待っていると、「泉田さーん、準備してー。大久保バエというところで足元狙いよ」と声を掛けられました。近くにはA級磯の「テッポウ」や「長ウド」が並んでいます。渡礁後、夜明けまでは1時間ほどあるので、ゆっくりと準備をします。
辺りが明るくなったので釣りを始めますがアタリなし。しばらくすると足元から10m沖まで無数のボラが回遊しだしました。おそらく数万匹の群れで、まるで大きなシモリが移動するようにも見えました。ためしに仕掛けを流すと70cmのボラが掛りました。
これではグレ釣りにならないので、しばらく休憩してボラの群れが去ったところで釣り再開。ポツポツとグレは掛りますが、辛うじてキープできる30cm級のグレは2枚のみ。そこで、10時の見回り船で「オヤナバエ」へと上げてもらいました。
「オヤナバエ」は鶴御崎の東面に位置する磯の中でも、比較的、地方寄りのハナレ磯です。船頭さんからは船着きを釣る様にアドバイスをもらいましたが、そこは潮の切れが悪く、潮の押しも弱かったので南東端の潮切れの良い場所に移動しました。
最初の10投はサシエが残って冷たくなって返ってくる状態。しばらくすると、南から当ててきた潮が瀬際を北東へ向かって流れ、シモリに向かって流れていく潮になりました。
すると、そこからグレの入れ掛かりになります。まずは足の裏グレが釣れますが、2枚に1枚のペースで30cmオーバーのグレが掛ります。 マキエを撒くと青白い魚影がかなりのスピードで移動したかと思うと、次の瞬間にはウキがスパッと入ります。
そういった光景を何度か見ながら、タナを3~4mで調整しながらグレを釣って、キープとリリースを繰り返して40cm弱までのグレを釣ることが出来ました。釣った枚数は30枚くらいかと思います。
まだまだ時合いは続いていましたが、持ち帰り用の魚を数枚選んで〆るために早めの納竿をしました。
いつも親切な船頭さんには感謝しています。今後は型も大きくなってくると思いますので、鶴見への釣行はお勧めです。
《マップ》
《釣行メモ》
釣行日 | 2017年12月9日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 12時11分 |
干潮 | 04時53分 |
(鶴見大島港) |
《使用タックル》
竿 | がま磯ファルシオン1.25号5.0m | がまかつ |
リール | BB-Xテクニウム2500DXGS LEFT | シマノ |
道糸 | 磯スペシャルグレ道1.75号 | サンライン |
ハリス | 松田スペシャル競技パワーストリーム1.5号 | サンライン |
ウキ | エイジアマスターピース 01、オペレートTYPE-S 02 | 釣研 |
ハリ | 競技口太4号、5号 | がまかつ |
《エサ》