〇はじめに
釣りクラブ「黒闘会」の毛馬会長からお誘いを受けて、恒例となった「黒闘会 親睦会」の五目釣りに参加してみました。
当日は、朝の冷え込みもさながら、東側から①カワハギ釣りグループ、②フカセ釣りグループ、③ロックフィッシュグループ、④ジギンググループ、⑤エギンググループ、⑥アジサビキ釣りグループの6グループに分かれて、16人が思い思いの釣りを楽しみました。
〇静かな夜明け!
東の水平線が明るくなりかける前には北西風も弱まり始め、早朝に各グループが動き始めます。私は波止の中央に陣取り、まずはワインドでタチウオをねらってみることからスタートしてみました。
しかし、ノーバイト。期待は大きく裏切られ、のっけから困惑しています。
次なる作戦はアジサビキ。海面をライトで照らしアミエビのマキエを胴突きサビキに同調させます。すると、本日初の魚信。「やはり居ました!」水深5m程度の中層で連発ヒットします。
サイズは15〜18cmがレギュラーサイズです。
小振りのものは飲ませ釣り用にストックしながら、アジサビキを夜明けまで満喫できました。
〇エギンググループは、行ったり来たり
そうこうするうちに、エギング& ロックフィッシュグループが動き始めました。西側の波止の先端に集結し、ランガン作戦を始めたようです。
〇 ロック・フィッシュ・グループに、何と!
早速、釣果を上げたのは、ロックフィッシュグループ。ソフトルアーにメジロがラッキーヒット! 彼は、今回もファーストフィッシュを1番乗りの釣果で手にすることができました。
〇エギンググループは絶好調。
エギンググループからの情報が入ります。どうやら、まずまずのサイズが上がったようです。釣果は、なんと毛馬会長の5匹釣果をはじめ、全員2〜3匹の釣果が続出。
私も泳がせ仕掛けを回収して、エギングスタイルに切り替えてみることに。波の静かな湾内は風も微風の追い風とあって釣りやすそうです。2〜3シャクリ&テンションホールでアタリを取りますが、なぜか反応は有りません。
コイルシンカーを付けてウエイトアップし、飛距離を伸ばすと同時にエギをナチュラル系に変えてバーチカルに探っても、短気な釣りをする私のエギには、アオリイカは見向きもしないようです。
根気負けして、早速、西側波止の先端まで移動して絶好調のエギンググループの至福感いっぱいのウィナーポーズを収めさせて頂きました。
〇波止ならではの朝食
便利グッズを携帯しているアベックさんは、クラブ員の朝食作りに余念がありません。温かいホットサンドの朝食は格別です。思いやりのある炊事班のコック長と副コック長は、実は幸せいっぱいの新婚夫婦さんでした。
〇フカセ釣りグループは、エサ取りの猛攻に!
フカセ釣りグループは、エサ取りのバリ(アイゴ)やチャリコ(マダイの幼魚)、アジに苦戦しながら、サイズアップのマダイやグレを狙います。
大きく竿先が曲がるとすんなりと抜き上げられるのはチャリコが多く、やや苦戦の模様でしたが、まずまずサイズのマダイやグレもしっかりとキープしていました。
〇カワハギ釣りグループは、和気あいあいムード。
東側の波止の先端で竿を出していたカワハギグループは、昨年の3桁釣果を下回る四苦八苦の釣果のようです。私もエギングロッドを置いてカワハギの胴付き仕掛けで挑戦してみますが、エサ取りのベラばかりが連発。
どうやら、うわさ通りカワハギは、かなりの個体数がすでに釣られているようです。
〇私の釣果はアジ、ベラ。そして、ゲストフィッシュ!
私は「5種類の魚を釣り上げる」目標は達成できず貧果に終わりましたが、アジやベラの2魚種を持ち帰ることとし、家族分を何とかキープして半日の欲張りな五目釣りを楽しみ、納竿となりました。
〇お楽しみ抽選会の様子。
お楽しみ抽選会は、毛馬会長のユーモアたっぷりのスキを突かせない口調で進行し、笑いが炸裂すると同時にしっかりと焼酎をゲットされておられました。
〇思い出の記念撮影
仲間との友情を深め、楽しめた半日に感謝して、思い思いの楽しかった思いを込めて記念撮影を終えました。またの日の再会を約束して親睦会は、盛況のうちに幕を閉じました。
〇おわりに
家島諸島の秋アオリは、最盛期を迎え朝マズメのアジの回遊も良好でした。また、良型のグレやチヌの姿も確認できましたが、なかなかエサを口を使ってくれないようです。
今回はサヨリやボラの回遊は確認できませんでしたが、当分、小物五目は楽しめそうですね。また、愉快な仲間たちと釣りをしたいな!
《釣行メモ》
利用渡船 | のりくら渡船 |
釣行日 | 2024年11月10日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 04時42分 |
干潮 | 10時54分 |
(姫路港) |