親友であり釣り友の小野君と東部道場岸壁でチヌ修行しました。
当初は、私1人で修業の予定でしたが、「午前中時間がとれたので竿、リールだけ用意持参でちょこっと遊びに行くで」と…小野君。
この神聖なる地は遊ぶところじゃない! 真剣に魚と向かい合って釣り精神を深める修業の場である、遊びに来るなどもってのほかじゃ!(笑)
小野君とは、今年の夏~秋のナイト探り釣り(彼も私も十数年ぶり)で数回一緒してますが、昼間のフカセ釣りも十数年ぶり、釣り初心者(素人とも言う)と言ってもいいほどの腕前です。
彼と初めて知り合ったのは20歳頃なので、もう約35年もの月日が経過しています(笑)。おたがい、いい年寄りになってますが、彼と一緒だと何故か心はまだまだ少年のまま。
これからも元気で釣り一緒に楽しみましょう!
前置きが長くなりましたが、そんな小野君に手厳しい東部道場岸壁の主は釣れるのでしょうか?
釣り開始から、毎度毎度、海底付近でサシエのオキアミが無くなります。
犯人は誰だ?
しかし…犯人はなかなか姿を現してくれません。が、ときどき、仕掛けを回収すると…ハリが行方不明になります。
この犯人は?
誰でも察しがつく…フグ、フグ、フグ・・・。
そうかと思えば、サシエがそのまんま東君状態で戻ってきたりも。
私は終始、全遊動沈め釣りで狙いますが、ラインや穂先で上手くアタリをとることができず、ただ時間だけが過ぎて行きます。
そんな中、まさか小野君に!?
11時過ぎ、半遊動自立式棒ウキ0.5号負荷のオーソドックスな波止釣り仕掛けにお魚がヒット!
お~! 小野君の東部道場型破りの3.6mの探り竿が綺麗に曲がっています。
「うそ~これもしかして、ビギナーズラックと言うやつ?」
フカセ釣りは超久しぶりの小野君は、ほんまに嬉しそうに元気いっぱいのチヌの引きを楽しんでいます。その姿を見ていると私までとても楽しい気持ちになりました。
私の助っ人ダモに無事ゲットイン!
一方、にわか指導者の私は…トホホ。このままでは終われません! 「何とか結果を出さないと」と思っていると、やっと…起死回生の一発が遂に!
11時20分、アウラのウキ『ベーシックチヌ 0号』とファゾムのハリス『レベル1.5』がいい仕事をしてくれました。
底付近で捉えたチヌの繊細なアタリはハリス(ファゾム『レベル1.5』)からウキ(アウラ『ベーシックチヌ』)、そしてハリハリ仮面状態になっていた道糸へと伝わり、穂先が一番大きく振れた時が合わせのタイミング!
「よし、今だ!」
ビューン! 往年の愛竿がまかつ『チヌ競技スペシャルⅡ』が、ものの見事に円弧を描きます。竿のバット部で魚の引きをため込み、ゆっくりと海面まで…。
途中、チヌは反転して反撃にでますが、フアゾムレベルシリーズがしっかりとその衝撃を吸収し、そのしなやかさの中にも一本筋が通った強さを武器に、見事海面に浮かしました。
「チヌ君、ご苦労さん…いくら頑張ってもフアゾムレベル1.5ハリスには勝てないよ! ご愁傷さまでした(笑)」
この一尾、サイズ的にはまだまだの35cmですが、チヌの活性が低下している中での1尾は本当に嬉しいです。これでなんとか先生の面目が保てました、それにしても今日の釣りは正に修行です(笑)
そして…、またまた、生徒がやりました。ここ特有の二枚潮が緩みかけた12時過ぎ、小野君にウキ下を1m深く、そしてハリ近くのガン玉をハリ上50cmまで下げる様にアドバイスをしたその第一投目。
棒ウキのトップが僅かに動いた後、一気にウキが視界不良になったところでアワセを入れると、またまた、小野劇場第二部の始まり始まり~。
やり取り中の小野君、少しへっぴり腰ですが、なんとか一人でフィニッシュまで頑張りました。本日二尾目となるサイズアップの28センチをゲット!
小野君、本日は御馳走様でした。
自然に感謝、釣りに感謝、そして親友に感謝!!
《マップ》
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※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2017年○月○日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | ○時○○分 |
干潮 | ○時○○分 |
(○○○) |
《使用タックル》
竿 | チヌ競技スペシャルⅡ08-53 | がまかつ |
リール | インパルト2500LBD | ダイワ |
道糸 | 磯スペシャル競技マスラード 1.6号 | サンライン |
ハリス | レベル1.5(1.5号) | ファゾム |
ウキ | ベーシックチヌ 0号 | アウラ |
ハリ | チヌR 2号 | がまかつ |
ガン玉 | ヤマワゴム張りガン玉、FUJIWARAゴムコートガン玉 |
《エサ》
サシエ | オキアミ生 | |
マキエ | チヌベスト、チヌベスト白×各1袋 | マルキユー |
チヌの舞×1袋 | 釣まん |