釣りぽ編集部のMOTOです。今回は、愛媛県松山市と松前町の間を流れる重信川の河口南側にある砂浜・塩屋海岸でちょい投げでキス(シロギス)を狙ってみました。
釣りがしたくなったけど、あまり時間がなく遠方までは行けない。この日も猛暑だったので、近くの砂浜で無理せず2時間ほどキス釣りをすることに。

キスのちょい投げ仕掛けとエサ
使用したのはライトゲーム用タックル(強めのアジングタックル)に小型の天秤5号、キスの2本針仕掛け。釣り竿やリールは、釣具店でセットで安く売っているものでも十分使えます。


エサは釣具店でゴカイ(スナムシ)を300円分購入。暑い時期に虫エサを外に出しているとすぐに暑さで弱って死んでしまうので要注意。クーラーの中に入れておいて、エサを付け替える時に取り出すようにします。毎回クーラーから取り出すのが面倒なら、エサ箱を用意して数匹ずつそこに入れて使うとよいです。
1投目からキスがヒット
到着したのは満潮近く。エサをハリに付けて釣り開始。エサも少ないので、今日の目標はキス10匹としました。
まずは30mほど沖に投入してみます。オモリが海底に着いたら、あとはゆっくり手前に引いてくるだけ。竿先を立ててリールのハンドルを1/3ほど回して止めて、回して止めてでゆっくり寄せていると、すぐに竿先に「クン、ククンッ」とアタリが。
上がってきたのは小さいながらも本命のキス! 幸先良いスタート。

ここからは投げるたびにキスがヒットしての4連続ヒット! ヒットしてくるのは10〜20m沖。満潮時なのでキスが手前に寄ってるのかな。
この後、小さなアタリが来たと思ったら小さなメゴチ。これはエラのトゲと体表のヌメリがやっかいなので、外す時は魚バサミがあると便利ですね。
続いてのヒットは小さなアタリがあったのでアワセは入れずに止めておくと、すぐに「クックク」とアタリ。ここでアワセて上げてくるとキスのダブル! しかもちょっとサイズアップ!

キスが手前に寄っているように思ったので、続いては15mぐらいの所に投入。巻くスピードをゆっくり、止めておく時間を長めにしてみると、いきなり「ギュッギューン」と竿先に強いアタリ。アワセると、これまでよりも強い引きが伝わってきました。
上がってきたのはこの日の最大魚となる23cmのキス! ちょい投げタックルにこのサイズが来ると引きも楽しめますね。

これで7匹! 順調に釣れて、目標の10匹はすぐに達成できるかと思ったのですが、ここから急にキスのアタリが遠のいてしまいました。
手前では、これまで釣れなかったフグがヒットしたり。ハリを切ったり邪魔をするほどではないですが、キスの魚影が薄くなった感じ。
ここから左右や遠近に投げ分けてみると、キスがこれまでよりも沖側でヒット。潮が引き始めてキスの群れが遠ざかったのか? 理由は不明だけど、キスの群れがいるのがわかったので遠投(と言ってもライトタックルなので50mほど)。すると、ポツポツとキスが釣れてきました。


沖で3匹追加してキス10匹達成。もっと釣れそうですが、これだけ釣れたら満足なので納竿。釣り場にいたのは1時間半ぐらいでした。
途中で飲み物飲んだり、メールしたりとのんびりの釣りだったので十分な釣果です。
キス以外には、ヒットしたと思ったら海面をジャンプしたフッコ(スズキの子ども)やブルプルと元気に泳ぐ小さなサバなどもヒット。身近な釣り場での楽しい釣りでした。

注意点
ここは海水浴場にもなっているので、泳いでいる人がいたら近くで釣りをしないようにしましょう。またハリは必ず持ち帰ってください。
周辺の松前港から伊予港にかけての浜や波止からもキスが釣れています。
《釣行メモ》
釣行日 | 2025年8月2日 |
潮汐 | 小潮 |
満潮 | 15時25分 |
干潮 | 08時28分 |
(松山) |