11月29日、泉南は尾崎漁港から出船の日の出丸さんに乗って、淡路島沖へ釣行しました。ターゲットは芳醇な肝をパンパンにたくわえたカワハギで、前回のリベンジを果たすべく、めずらしくロッドを新調して挑戦しました。
というのも、エサ釣りをしない私は代用できるルアーロッドを使って、３年ほど何とかカワハギを釣ってきましたが、昨年からの厳しい状況を経てカワハギは別物と認識し、ロッドを新調するに至ったという訳です。
ロッドは気合いを入れて新調しましたが、エサは１年前の残りものです。解凍して持って行ってはまた凍らせて……をいく度となく繰り返した、よく言わばしっかり寝かせた『カワハギゲッチュ』（マルキユー）。我ながら気合いの入れ様などと偉そうに口にしてよいものかと思うところではあります。
それはそれとして、釣れれば良型という情報に期待し、まだ暗い午前６時に尾崎漁港を出船しました。天気予報では風も穏やかだったはずが、ポイントに到着するとまずまずの風が吹いていました（笑）。それでも他の遊漁船も同じポイントに来ており、この辺りで釣れているというのは感じ取ることができました。そして合図があればすぐ投入できるように早々と準備を完了しました。
船長の合図で仕掛けを落とし、しばらく穂先に全神経を集中していると、モゾモゾとした微かな違和感。少し聞きながらアワせてみると重量感とともに明確な生命反応が得られました。上がってきたカワハギは25cmほどで、幸先よく船内第１号をいただき、ひとまず胸を撫でおろしました。
この直後にもカワハギを掛けたのですが、こちらは痛恨のバラシ。船内２匹目もいただいたかと思いましたがそう甘くはありません。
それでも、この辺りで集魚板『ゼッチョウ魔法の集魚板』（東邦産業）の蛍光オレンジホロの調子がいいと気付き、シンカーもダイアカラーの蛍光オレンジ塗装にホロシールを貼ったものを選び、すべて蛍光オレンジ仕様しました。
この狙いは的中！ 予想通りこの日のカワハギのアタリはオレンジ系の集器に集中する結果になりました。ロッドのおかげか集魚板の効果か、その後は29cmを頭に連続ヒットとなり、若干浮かれ気味に……。
そうなると起こるのが根掛かりというやつで、いいことばかりが続くことはありません。ひとつしか持ってきていなかった蛍光オレンジホロの集魚板をなくし、後半戦はアタリが遠のきました。にわかには信じられませんが、集魚カラーがこんなに影響するのかと思うしかありませんでした。
その後は何とかポツリポツリと拾っていく感じで、この日のカワハギ釣りは終了を迎えることになりました。爆釣とはいきませんでしたが、十分にリベンジできたと言えるレベルだったと思います。
今回の反省点としては、仕掛けはもちろんのこと、集魚器はしっかり予備を持っていくこと。それにこの時期のカワハギはサイズもいいことから、通常タイプのカワハギバリであれば５号以上は必要となります。実際に５号を使用していて何度も曲げられたり折られたりしたので、5.5～6号があればうれしいと感じました。
持って帰ったカワハギは贅沢極まりない「プリン体爆発・背徳の痛風肝醤油溺れ海鮮丼」にしておいしくいただきました。
《釣行メモ》
| 釣行日 | 2025年11月29日 |
| 潮汐 | 長潮 |
| 満潮 | 14時48分 |
| 干潮 | 06時57分 |
| （淡輪／岬町） | |
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《使用タックル》
・ロッド／カワハギX M-180 R（ダイワ）
・リール／ティエラA IC（ダイワ）
・ライン／シグロンPE X8 0.8号（サンライン）
・リーダー／トルネード SV-1 ３号（サンライン）
・集魚板／ゼッチョウ魔法の集魚板（東邦産業）
《エサ》
・サシエ／カワハギゲッチュ（マルキユー）
