〇はじめに
久しぶりに瀬戸内屈指の海上釣り堀「海恵」を訪れてみました。祝日とは言え,台風の接近・秋雨前線の通過のダブルパンチでお天気が気になる1日となりました。
さて、今回は、噂のマグロ・ブリ・オリーブハマチなどの青物を始め、クエ・大マダイ・イシダイ・グレ・ヒラスズキなどの他魚種が泳ぎ回る「ガチャイケス」での釣りを楽しんで来ました。
〇網干港より楽々乗船。
午前6時10分に目覚め、最寄りの「みき釣具店」でアオムシを購入し、乗船場所の網干港に車を走らせます。
5分程で到着後は、無料駐車場に車を止め釣り道具を肩に下げ、クーラーを片手で引き転がしながら20m程先の乗船場所へと足を運ぶと、後からファミリーを始め、仕事場の同僚ペア・師弟関係の釣り人・・・と、続きます。
10分ほどで港に送迎船が着岸します。手慣れた常連さんが乗船ステップを船首に付け、釣り人たちは、譲り合って乗船します。
デッキでは、船長がクーラーを順序良く並べ「いざ!出船!」です。
〇船内は、オーナーの半端ない意気込みの企画にびっくり!
トモの入り口には、ビッグな企画が掲示され、気っ風の良いオーナーの性格がうかがわれます。
挑戦してみたくなる「マグロのグラム買取釣リ」を始め、「ファーストクラス」&「ビジネスクラス」の釣り人を満足させる大サービスプランには目を見張るものが有ります。
〇ターゲット・フィッシュをイシダイに絞って!
一般イケスのモーニングラッシュも終わり、まったりとした時間が続きます。そして、マダイ放流、青物放流と続きますが、なかなか魚にスイッチが入りません。釣り上げる魚は、ぽつりぽつりの状態です。
そんな時、アナウンスが流れて一発勝負の「ガチャイケス・オープン」となると、ぞろぞろとつわものが勢ぞろいします。チケットを3枚購入して心機一転、仕切り直しです。
オーナーが撒き餌をして下さると、青物は我先にエサに飛びつきます。しかし、私にヒットした1匹目はまずまずサイズのマダイ。周りは青物ヒットで盛り上がる中、更なる2匹目を狙って一気にイケスのそこまで仕掛けを落とそうとすると痛恨の根掛かり。
思わず焦りが出てしまいます。
青物ゲットの波に乗り切れず大失敗。ターゲットをイシダイに絞ってねちねちとコーナーを狙っていると、「食った!」ヒット! です。
人生初のイシダイをゲットすることができました。
〇本クエも登場!
一般イケスでは、本クエが上がり歓声がわき立っています。オーナーも大わらわです。このクエは、早速、下処理コーナーに持ち込まれました。
〇完備された施設をちょっと拝見!
販売所、レンタル竿、この夏から開放された休憩所などと、手ぶら釣行・安心釣行の完備も充実しファミリーにも大人気のようです。
また、夏には「子供無料魚つかみコーナー」、秋には間もなく「マグロ解体山分け無料配布」なども行われる予定で、釣り人の家族にも喜ばれるイベントが実施されているので楽しさも倍増しそうですね。
〇お土産コーナーもこれからますます充実へ。
また、この時期のお土産コーナーは、アオリイカがお勧め。季節によって海産物のレパートリーも変化し、私も釣行時のもうひとつの楽しみにしています。
〇練りエサはイエローからスタートが定番
朝イチは、練エサからスタートし、鶏のササミ・ウタセエビ・イワシの切り身・アオムシの順番でローテーションを繰り返したが、マダイはやはりイエローカラーに良く反応しました。
また、イシダイにはアオムシが必須でした。
〇我が家は、お刺身料理で家族団らん。
今回のマダイの味は最高でした。脂も適度に乗っていて身筋もとても綺麗でした。
〇おわりに
当日は天候が危ぶまれましたが、初めての一般イケスでも常連さんが親切に教えて下さり、和気あいあいと楽しい半日を過ごすことができました。釣果はいつもの家族分になりました。
次回の釣行のお題は、触発されたあの夢のクエかマグロに挑戦してみたいと思っています。剛腕タックルで行かないとね。
《釣行メモ》
釣行日 | 2023年10月9日 |
潮汐 | 長潮 |
満潮 | 12時24分 |
干潮 | 06時21分 |
(姫路港) |
《使用タックル》
竿 | ミャク釣り海上釣り堀竿 3.5~5.2m(改良ZOOM) | |
リール | ベイトリール | |
道糸 | フロロ 4号 | |
ハリス | フロロ 3号 | |
オモリ | 2.5〜3.0号 | |
ハリ | イセヒネリ 10号 |