瀬戸内でタチウオのエサテンヤ釣行記/明石沖(兵庫県)

(もり まさひこ)ホームグラウンドは姫路。エサ釣り、ルアー、船、渓流など、さまざまな釣りを楽しんでいる。オーシャンルーラーマエストロ

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〇はじめに

釣友のS氏の釣果に触発され、いつもお世話になっている「乗合船・福丸」に乗船し、今シーズン2回目の瀬戸内のタチウオ・テンヤ釣りに出かけてみました。

今回のターゲットは、指4本サイズ。万全の準備で家を出発したものの、船長の配慮で出船時間にようやくセーフの乗船となりました。

〇ターゲットは、指4本サイズ!

秋もさながら、やや肌寒さを感じながら乗船すると「福丸」は、一気に明石沖の釣り場を目指します。

天候にやや不安を感じながらもエンジン音がおさまると第1エリアに到着。前方にはものすごい船団があります。早速、タックル・セット&釣りスタート準備となります。

明石大橋

お天気が気になる朝の瀬戸内。

〇第1投目からタチウオ・ヒット!

「水深68m!45mラインを狙ってみて!」と、福丸船長のアナウンスと共に一斉に入竿となると、ボトムまで一気に着底させ、10m程巻き上げてスロー・リトリーブにセットし、時折ショート・ジャークを入れながらサソイを掛けます。

しばらくして背後の釣り人にヒット! 電動リール音が高鳴ります。少し遅れて「来た!」私にファーストフィッシュがヒットします。

「グイッ・グイッ!」のタチウオの魚信に期待で胸が膨らみます。しかし、海面を割ってすんなりと姿を見せたのは、指2.5cmサイズのタチウオ。どうやら群れアタリしたようですが連れ続く獲物は同サイズのようです。

7匹ほど釣り上げたところで、いよいよ第2エリアヘと移動になります。 

釣れたタチウオ
ファーストフィッシュはちょっと可愛い指2.5サイズ

〇やっと泣きの本命サイズに!

水深85mのポイントでは、作戦変更! 一気に水深50mラインまで送り込み、ゆっくり2m程ずつフォールをさせヒットゾーンを探ります。更なるグッド・サイズに期待して高鳴る鼓動は止まりません。

すると水深68mラインで「コツッ・コツッ!」という前アタリ! ショートシェイクを入れてサソイを加えると、一気にサオ先が引き込まれナイスフッキング! 手元に伝わる「グッ・グイッー!」この魚信はややサイズに期待が持てそうです。

「バレるなよ!」と、念じながら手元に飛び込んで来たのは、どう見ても指4本サイズには満たない指3.5本サイズ。「残念!」

さらに、次なるヒットも手にして見れば、やはり同サイズ。連続ヒットが続きます。楽しいけどサイズが・・・・?

タチウオを持つ筆者
ようやく指3.5本サイズがヒット

〇タチウオ・テンヤは、貫通性抜群・尖鋭ハリ先で顔面一発掛かり

食いアタリに単発を入れると、ロッドティップが「ムニュウーッ!」と、頭をもたげ魚信が手元に伝わるたびに釣り上げたタチウオは、全て顔面にグッド・フッキング。

やはり、少しだけマル秘の改良を加えただけの効果が出たようです。

貫通力あるタチウオ・テンヤのハリ先が直撃

楽しめた釣果は、家族3件分。

釣りを終えてクーラーに横たわるタチウオを見ると夢中になって釣った時間に呼び戻されます。私にとっては十分過ぎる釣果です。

それに何より、2回程サゴシやフグの攻撃を受けてラインブレイクなどのトラブルを回避しながらもオレ流のシナリオが描け、釣りリズが続行できたことが何よりの収穫となりました。

当日の釣果

〇相棒の釣研『太刀魚テンヤ』に感謝!

少しだけ改良を加えて使用した釣研の『太刀魚てんや船』は、私の良きパートナーとなりました。

水中での水平姿勢も安定し、シェイクを入れてもねじれブレもなくしっかり食わせアタリに反応して取り込むことができました。やはりこのテンヤにも相性抜群です。

釣研の太刀魚テンヤ
当日使用した釣研『太刀魚テンヤ船』

《料理やタックル、潮汐などは次ページで紹介》

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