○釣行日/2022年9月23日
台風一過により朝夕がだいぶ涼しくなって海水温も2℃程下がったと聞き、9月23日(秋分の日)に釣友の松本くんと「沖磯へグレ釣りに行こうか?」と平戸の渡船屋に電話。ところが、まだまだコッパ(小型グレ)まみれだと言うことでしたので、それならばと平戸の波止場へチヌ釣りに行くこととしました。
前回行った釜田港は最近はあまり釣れていないとのことで、数年前に大フィーバーしたこともある知る人ぞ知る平戸島北部の薄香湾にある曲港へ行ってみることにしました。
少々出遅れてしまった朝の8時頃に曲港に着くと、ここはサビキ仕掛け等でアジ子もよく釣れるからか?ファミリーフィッシング的な沢山の釣り人が波止場狭しのごとく入っていました。
仕方なく車を走らせ一山越えた先の道路沿いの護岸で竿を出し、3時間程粘ってみましたがそこは全くの無反応でした。
正午頃に見切りを付けて曲港に戻ってみると、ここも釣れてないのか? あんなにいた釣り人が数人しかいません。
ラッキー!とばかりに、車ベタ着けのコンクリートの波止場に二人並んで、のんびりと竿を出すと同時に時折小雨がポツリポツリと……。しかし、濡れる程でもなく快適に釣りをすることができました。
1時間程経過した頃に、私のコーンのツケエにビミョーなアタリが出てのファーストヒット。約10m程の海底から引きずり出したチヌは魚体がとても綺麗なジャスト50㎝でした。
その後、松本くんにも45㎝級が釣れましたが、松本くんは所用で帰ることに。ここで、これまた釣友の田中さんがちょうど入れ替わりで来て、その場所に入った第1投目のネリエにまさかのアタリ。危うく竿を海に落としそうになった顔面蒼白の田中さんが取り込んだのは43㎝のチヌでした。
その後はしばらく沈黙の時間となりましたが、15時を回った頃に私のネリエにこれまたビミョーなアタリが出て、アワセると物凄い突っ込み。以前この薄香湾で釣った巨ヘダイの引きとよく似ていたので、ヘダイとばかり思っていましたが、何回も突っ込みなかなか姿を見せません。
数分間のやり取りの末、慎重に浮かせたヘダイと思った魚はなんと巨大なチヌに変身していました。無事タモインして計測してみると56㎝。今夏に対馬で釣ったチヌとほぼほぼ同寸でしたが、やはり対馬のチヌのほうがパワーが数段上でした。
結果・・・3人で43~56㎝のチヌを6枚釣りましたが、どれも居付きとは思えないほど魚体が綺麗なので、たぶん?台風の影響で沖から入って来たのではないでしょうか。
余談となりますが、伊万里のまるきん釣具が9/25まで開催されているチヌダービーに、前回の7月末に釜田港で釣った53㎝のチヌをエントリーしたところ暫定3位となっていました。しかし、今回の56㎝を持って検量に出したところ55.8㎝で逆転の優勝となりました。
《釣行メモ》
釣行日 | 2022年9月23日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 07時09分 |
干潮 | 13時26分 |
(平戸の瀬戸) |
《使用タックル》
竿 | がま磯マスターモデルチヌ M-53(がまかつ) | |
リール | BB-Xハイパーフォース2500DXXG SUT(シマノ) | |
道糸 | リミテッドプロG5+PEサスペンド 1.0号(シマノ) | |
ハリス | トヨフロンスーパーL-EXハイパー 1.7号(東レ) | |
ウキ | 大征黒 00号(釣研) | |
ハリ | チヌエース 2号、チヌR 3号(がまかつ) | |
そのほか | ハリスの最上部と中央とハリ上約50㎝の3箇所にガン玉G5を装着 |
《使用したエサ》
サシエ | 食い渋りイエロー、エサ持ちイエロー、荒食いブラウン、高集魚レッド、ガツガツコーン(マルキユー) | |
マキエ | チヌパワームギスペシャル×1袋、チヌパワー激濁り×1袋、チヌパワー激重×0.5袋、活さなぎミンチ激荒×0.5袋(マルキユー)+オキアミ3.0kg |