瀬戸内サビキメバル開幕/怒和島周辺(愛媛県松山市)

(いわた せつお)広島在住。エサ、ルアー、ショア、オフショアから渓流やアユまでこなすベテランアングラー。バリバスフィールドスタッフ

岩田節男をフォローする

このサイズがアベレージ

2018年1月31日(水)に私が待望していた船メバルシーズンが幕を開けた。といっても船から狙うメバルは瀬戸内で海域ごとでシーズンが異なる。私が待望していたのは「良型のメバルを日中にサビキで狙うスタイル」のことだ。

今回は「怒和マリンサービス」さんにお世話になって6名で怒和島周辺へ出かけた。運よく船をチャーターすることができたので、かなり広々と快適に釣りを楽しむことができた。

この日は水深25〜60mエリアを移動しながら狙っていくというスケジュール。タックルは船メバル用の竿に、小型ベイトリール。ラインはPEの0.6号にフロロカーボンリーダー1.25号をFGノットで結び、サビキ仕掛けをセットする。仕掛けの最下部にはオモリをセット。

釣り方は、仕掛けを投入し着底したら船長の指示ダナまで仕掛けを巻き上げて竿の上下運動で誘うというもの。ジギングのようなスピードと強い動きの誘いではなく、大きくゆったり、竿の曲がりと仕掛けの張りを保ったまま上下させることで潮にサビキをヒラヒラと漂わせるようにしてメバルを誘うのだ。

メバルがサビキに食いついてくると仕掛けの重さで曲がった竿はさらに曲がり込む。このときアワせるのではなく、また大きくゆったり誘い上げることでハリ掛かりさせられるのと、周囲にいるメバルに追い食いをさせることができる。1投げでダブル、トリプルヒットさせられ、その連掛けを楽しめるのもこのスタイルのおもしろいところだ。

またサイズも魅力。怒和島周辺のアベレージサイズは25cm前後。30㎝クラスも混じるのだからたまらない。釣果も1人30匹は狙え、上手な方になるとそれ以上もたたき出す。

この日も船長の操船のおかげで開始早々29cmが登場。その後も25〜28cmのダブル、トリプルもあれば、初挑戦の方も良型のメバルをキャッチして大満足で終了となった。

今後のまだまだ楽しめるのでしばらくメバル通いになりそうだ。

初挑戦の方にもヒット

良型のトリプル

快適な釣りが楽しめた



《マップ》

※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。

《釣行メモ》

釣行日 2018年1月31日
潮汐 大潮
 満潮  09時20分
 干潮  15時18分
(松山市)

《使用タックル》

竿 船用メバル竿 3m
リール 小型ベイトリール
ライン アバニジギング10×10 マックスパワーPE 0.6号 VARIVAS
リーダー ハードトップ磯 プレミアムハリス 1.2号 VARIVAS
仕掛け メバル用サビキ仕掛け
オモリ 25〜30号

《利用渡船》

怒和島マリン