吉井川河口では例年なら10月中旬からハゼが深みに集まりだし、落ちハゼが狙えます。今回の釣り場は手前が深くて川の中央寄りにかけて浅くなるためチョイ投げでも十分ポイントに届きます。足場は護岸で初心者やファミリーにもうってつけです。水際に葦が生えているため、その切れ目から竿を出します。シーズン初期は他魚も多く、オチョボ口で食味のよい「ケッケ(ヒイラギ)」も釣れます。
午前7時半、エサのアオムシをハリいっぱいに刺してキャストしました。すると3本目をセットしている時にコンコンと竿先がおじぎしました。竿に飛びついてリールを巻くと、上がってきたのは良型ハゼのダブル。急いでキャストすると2本目の竿にもアタリがあります。そんな調子で1時間ほど入れ食い状態に。水温がまだ高いようでサイズは小型が主体でした。
「コンコン」と控えめなアタリはハゼ。「ゴンゴン」と激しく続くのはチヌやセイゴ。すぐ終わるのはマゴチ。プルプルと震えるのはケッケでした。その後もいろんな魚が掛かって忙しくなりました。800円分購入したエサは午後1時半に底をついて納竿。
小型をリリースすると(ハリを飲み込んだ魚はキープ)クーラーの中には10〜18・5㎝のハゼ48匹とケッケ38匹、マゴチ2匹、セイゴ3匹、キビレチヌ1匹が収まっていました。今年は本誌が発売する頃には落ちハゼがシーズンインして12月初旬まで狙えそうです。駐車スペースから釣り場までは少々歩きますので荷物が多い場合はカートがあると便利です。
《マップ》
※マップの釣り場の大まかな場所です。釣れたポイントとは異なります。自己責任の元、十分に注意して釣行してください。
《釣行メモ》
釣行日 | 2016年10月13日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 08時32分 |
干潮 | 14時42分 |
(宝伝) |
《使用タックル》
竿 | 振出投げ竿3.3〜3.6m | |
リール | スピニングリール4000番 | |
道糸 | スーパーストロングPE 投 F41号 | 東レ |
力糸 | トヨフロンL-SE 6号 4m | 東レ |
ウキ | L型天秤遊動式 15〜20号 | |
ハリ | 鈴なり仕掛キスR3本など | オーナーばり |
リールにボナンザ『ライン・メンテZ50』、結束部に同『PEノットガードV』をスプレー
《エサ》
サシエ | アオムシ |