シマノ 鱗海スペシャル00-530&08-500

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鱗海スペシャルに追加モデル!

鱗海スペシャル 00-530

「鱗海スペシャルに新しく追加された00号はシマノでは『鱗海スペシャル』ならではのモデル。2016年の春に『鱗海スペシャル』が新しくなったんだけど、2017年に「00号」が追加されたことで自分としては死角なし! 最高のラインナップになったと感じてるよ」

大知さんがそれほどまでに入れ込む00号。チヌ釣りで使うときは2つの意味があるという。

「ひとつはチヌ釣りの『楽しさ』を最大限に味わうこと。もうひとつはここぞの『切り札』だね」

00号は魚を掛けると大きく曲がって、小さなチヌでも引きをダイレクトに味わえる。しかも魚を怒らせない。これが『楽しさ』。大知さんの話では磯竿になじみがない人は視覚的にインパクトがあるので「スリリング!」と言われるし、「チヌってこんなに引くの?」と楽しんでもらえるそうだ。

そして「大きく曲がることは1号、またはそれ以下の細ハリスの使用が可能となる。『切り札』の部分にかかるけど、これも00号を使うことでは重要なことだね」と大知さん。

とはいえ、ただ大きく曲がればいいというものではない。へなへなの軟調子竿では大きな魚を浮かせることができないばかりか、仕掛けをうまく投げることもできない。

「そこがシマノの00号竿のすごいとこ。軽くて細くて大きく曲がるのに魚を浮かせるパワーをしっかり持っている。そのパワーがキャスト時に発揮されてしっかり仕掛けを飛ばせる。これってスパイラルXとパラボラチューンRのコンビの恩恵だね。シマノの技術にはホントに毎回驚かされるよ」と大知さん。

ここぞの『切り札』とは00号が持つ繊細さ。シリーズ中もっとも軟調子に設定されている穂先から2番、3番までは小さな引き込む力で曲がってくれるのだ。「チヌの食いが渋ければ渋いほどその効果が分かるんだよ。特にこれからしばらくはチヌの食いが渋いから、自分には欠かすことができない1本になるよね」とのこと。

チヌが食い渋る時は硬い竿では離されることもある。00号はそんな場面でも力を発揮する

「大型チヌを狙うなら1号以上、軽快に釣っていくなら06号、または追加になった08号。『鱗海スペシャル』のスタンダードは0号だね。そしてその真骨頂が00号という感じかな」

大知さんにそう言わしめる00号、ぜひ手にしてみてほしい。

鱗海スペシャル 08-500

00号と同時に追加となるのが「08号 500」。大知さんいわく「ひとことで言うと、『鱗海スペシャル』の中でもっとも操作性を重視したモデル。08号というパワー設定と500の軽快さが合わさることで繊細に攻めの釣りができると感じているよ」とのこと。

「08号だし500と短くなるぶん、本来の『鱗海スペシャル』らしさが失われるんじゃないかって思われるかもしれないけど、そんなことはまったくないね。鱗海ならではの繊細な穂先からの曲がりを08号のパワーにしっかり合わせて設計されている。シリーズのどれを使っても『鱗海スペシャル』という味わいだよ」と大知さん。こちらもぜひとも触れてみたいモデルだ。

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