〇はじめに
釣友から誘いを受け、家島諸島の沖波止でのエギング釣行に出かけてみました。
低気圧接近の瀬戸内海は、微笑んで私たちをアオリロードに導いてくれるでしょうか。
〇朝日をバックに早朝のスタート
あさイチの綺麗な日の出をバックに、まだ、北西風がおさまらない内にエギングがスタートしました。

沖波止の外海側は、波風も強く内海側に向けて1キャスト、2キャストと繰り返しますが、東寄りの波止先端に釣り座を構えた私には、まったく生命反応はありません。
今日は、どうやらアオリイカに見放されたようです。タチウオのワインドも試して見ますが、なしのつぶてとなり、仕方なくサビキ仕掛けに変えてアジを狙ってみることにしました。
〇さすが!1投目でアオリゲット
そうこうしてるうちに電話が鳴ります。どうやら、西寄りの波止の内海側で毛馬会長が、なんと1投目で良型のアオリイカを仕留めたようです。
早速、駆け寄るとお得意の表情とウイナーポーズで答えてくれました。どうやら、彼のエギには、㊙のひと工夫があるようです。

〇続いてヒット!
しばらくは彼らの釣りを観覧することに……。すると、同クラブ「黒闘会」の松原さんにも待望の胴長20cmクラスがヒット。
シャロ―エギで狙っていた彼は、スラックジャークを加えて時折誘いをかけてから、ラインテンションの変化に集中してヒットさせたようです。
やはりこのご両人は、ただ者ではありません。特徴のあるふたりの釣り方には、それぞれのコンセプトと強い信念、一途な粘りがあます。
観覧する私も多いに勉強になりました。しかし、短気な私がやると釣れないんですよね。


〇サビキの仕掛けは五目釣り
東波止先端では、潮流れが速くアジの回遊が始まりました。チャンス到来! 早速、『アミ姫キララ』をマキエカゴに詰めて投入すると、いきなりチビアコウがヒットします。
続いてスズメダイの猛攻撃が続きます。アジはどの層にいるのでしょうか? 色々試してようやく中層と分かり、水深6m〜8mにラインをセットしてこれが大正解!
豆アジが次々と入れ食い状態で連発します。
賑やかになって来ました。追い食いを待っていると、仕掛けがグチャグチャになって3、4匹上がってきます。
欲張らず、仕掛けが絡まないように釣るために、マキエカゴをワンランクウエイトアップして釣り続けると、なんとピタリとアタリが遠のいてしました。ついてないですね。回遊の群れはどこに行ったのでしょう。



〇ポイントを変えて!
ポイントを外海側に変えると、潮アタリの穏やかなポイントだったようでフグやカサゴがヒット。何だか不満のうちに5魚種を達成となりました。これも良いかな!


〇優しくリリース
活かしバッカンは満員状態となり、酸欠間近なスズメダイから順に次々にリリースし、チビアジを45匹ほどキープしてひと段落としました。
また、豆アジを鼻掛けして青物狙いで泳がせ釣をしてみました。1度強烈な引き込みがあったのにもかかわらず、ハリ乗りせず残念な結果に終わり悔しい思いをしました。きっと、ツバスだったのでしょう。

〇送迎船のお迎え
ゆったりと色々な釣りを楽しめました。欲張ってエギングの他にもジギング、泳がせ釣りもやってみました。
何が釣れるか楽しみにしていましたが、サビキ釣りに熱中してしまいアジ釣りを満喫した結果になりました。でも、まずまずの満足な釣果を出すことができました。
お迎え便もやや早目に到着し、すっかりと日焼けした頬を濡れタオルで冷やしながら午後1時過ぎに納竿帰港の路となりました。

〇おわりに
色々な釣りが楽しめた半日でした。明日が雨模様になるなんて信じられないような午前中の好天でした。明日の親睦会を楽しみに話に花が咲きました。
また、グレやサンバソウ、カワハギの姿も確認でき、次回は作戦を変更して再チャレンジしてみたいと思います。
さらに、近隣の坊勢島でもナイトで23〜25cmサイズの良型のアジが連発しているようです。このエリアも見逃せません。冷え込む寒さにならないうちに行ってみたいポイントですね。
《釣行メモ》
| 釣行日 | 2025年11月8日 |
| 釣行場所 | 家島漁港・一文字 |
| 潮汐 | 中潮 |
| 満潮 | 13時46分 |
| 干潮 | 05時06分 |
| (姫路港) | |
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《使用タックル》
・ロッド/チヌ竿 2号 5.2m
・リール/スピニングリール 2000番
・ライン/PE 1.0号
・仕掛け/市販サビキ仕掛け 6本スキンサビキ
《エサ》
・マキエ/アミ姫キララ(マルキユー)


