1165年、平清盛は「音戸の瀬戸」の開削工事にあたり、難所ゆえ1日で完工しようとしたが、やはり人手不足だったのだろうか夕刻近くになっても完工の目途が立たない。
「もう明日にしようや」と言っている人足・棟梁達を前にして、金の扇を取り出して夕日を「招き返した」んだそうで、それが有名な日招き伝説らしい。
当時の応援や派遣もいてコストも見積よりかさむとあらば苦肉の策としてやったパフォーマンスとしては、美しく、日本的で心に残りますね。目途が立つまで仕事してくれたのでしょう。
この音戸の瀬戸の海峡の真裏に実に静かでよく整備された桟橋があり、そこから「第二辰丸」は出船しました。
土砂降りの雨も最初のポイントに着くころには雨足が緩くなり、空には一部青空も見えて来ました。
底付近と中層で反応のあるものの、このポイントでは船長に数回バラシがあったのを除いてエソを2つ獲って、鷺様のエサに持ってきました。沖上がりまで60分、各ポイントを1投数秒という早いストロークで攻めてくれました。
残り30分。あるポイントで底に真っ赤くブ厚い反応! 投入すると「カカカッ」と当たって5巻きのやりとりでバラシ、残念。でも次でまたアタリ。
近場にしては良い引きですし、ドラグを随分と引き出します。「バレないでくれ」を何度も繰り返して言いながら船長にタモとりしてもらったのは47cm ⒈7kgの太った真鯛。

はずしてもらって再投入で再び掛りましたが、またバラシして沖上がりとなりました。


【旅釣り】能美島&江田島のスイーツ巡り
帰港後、能美島にある海辺のカフェ ヒキシマと江田島のカフェ・ローストセーノへ行って遅い昼とスイーツしました。今回の旅釣りはこのスイーツ特集です。






いかフライについては江田島、音戸は小売り店もぼぼ同じ品ぞろえで「いか姿フライ」全珍と合食をコンビニで購入。いかフライが生産、流通共に盛んな地域を実感したものの目立った進展はなしです。いかフライの旅も続きますよ。

《釣行メモ》
釣行日 | 2025年10月4日 |
遊漁船 | 第二辰丸 |
出船場所 | 広島県呉市音戸町藤脇2-8-2の桟橋より出船 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 07時28分 |
干潮 | 13時45分 |
(呉市) |
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《使用タックル》
・ロッド/小継金剛 1.86m(櫻井釣漁具)
・リール/23アドミラ 100XH(ダイワ)
・ライン/ディープワン 0.8号(サンライン)
・ハリス/2stepTG80g 瀬戸内オレンジに玉露ワーム(START)