釣行日/2023年9月1日
はじめに
例年通り9月1日(金)に瀬戸内海・家島諸島でアオリイカが解禁された。今年も釣果が安定している様子。
釣友の黒闘会・毛馬会長に誘われ、9月18日(祝)に「のりくら渡船」さんのお世話でアオリイカのご機嫌を伺う釣行となった。、
〇強い南風も和らぎ始めた
静かに太陽光が海面を照らし始めた明け方からロッドを振ることにした。右手に太陽光を浴び潮上にキャストし、ゆっくりとドリフトさせて5カウントの中層からフィールド・チェックをスタートする。
〇しっかりあさイチの時合いに良型キャッチ!
東側の岬でロッドを振っていた毛馬会長がいきなり良型を釣り上げた。早速駆け寄るといつものシャロ―タイプの3.0号エギでヒットしたらしい。やはり毛馬会長にとってはこのエギが鉄板なのかもしれない。
一方私は、エギスタの3.0号エギのラトルタイプと夜光タイプのローテーションで攻めるが、イカの警戒心が強いのか2度程イカパンチを食らったきりで、なかなかイカがエギを抱いてくれない。かなり叩かれたフィールドなのだろうか。
緊張を費やす時間は刻々と過ぎ、磯替えの迎えの船が着岸すると、船長お勧めのポイントへと移動。
〇青い澄み切った水質のシャロ―エリア
緊張を費やす時間は刻々と過ぎ、磯替えの時間が迫ってきた。船が着岸すると暗黙の了解と安全第一でクーラー、バッグ、ロッドと乗船者が受け取ってくれる。マナーと誇れる優しさを感じずにはいられない。
船長もマイクで「気をつけて!」と、声を掛けてくれる。
他の磯から乗船者から情報も風裏エリアでもやはり風波があり釣りにくかったようだ。どの釣り人も今イチの釣果の様子。次なる磯に期待を持つしかない。
船長がアナウンスで「ここで、やってみて!」と、上陸した磯は、坊勢島の採石場を正面に見る岸壁エリア。西側にはシャローになったランガンコースが見えるが、私的にはチビアオリと遊ぶのはあまり好きではない。
〇崖を上って風表エリアに。
風もやや収まり始めた。東の崖を乗り越えるとナイス・フィールドが広がる。早速、チャート系エギでトライ。すると、ミラクル「乗った!」 まぐれということは有るものだ。
潮流れのワンドになったシモリの脇でロッドティップが引き込まれた。「やっと来た!」安堵の気持ちと共に緊張感が徐々に全身に襲い掛かってくる。
ゆっくりとスミを吐かせて、取り込んだアオリイカは、キープサイズギリギリだがエメラルド・グリーンのアイシャドーがとても美しい。ようやく秋アオリに会えた瞬間である。
〇潮流れの中からやる気アオリを触発!
スリム系のコバルトマーブルカラーにチェンジし、潮流に乗せて送り込み3、4シャクリほどして、アタリを待つと、「ここに居た!」 一時大きく引き込み抵抗したにも関わらず、すんなりと海面に姿を現したのはかなり興奮したオスアオリ。
スミを2度も吐きながらファイトを見せてくれた。
〇暑さも増し、水分補給で何とかスタミナ継続
太陽が頭上近くになると、額からの汗が目に染みる。水分補給を気に毛馬会長が飲み物を持参してくれた。彼ならではの気配りだ。早速ポイントを半分譲って間もなく、会心のヒット!
狙い通りのエギ筋を通し、セオリー通りにやってのける彼には脱帽だ!
あちらこちらと歩き、足はもうパンパン。そろそろお迎え便の来る時間となったところで、家族分の釣果で秋アオリゲームを終了とすることにした。
〇おわりに
瀬戸内・家島諸島の秋アオリゲームは、スタートを切ったばかり。意外なポイントで良型も上がっているようだ。
新子アオリがわらわらと姿を見せてくれた場面もありちょっと期待もしたが、朝イチのマズメタイムに風波の影響もあり釣りずらい状況を強いられる結果となってしまい釣果が滞ってしまった。
次回のリベンジ釣行に向けてまたお題を提示されてしまった。新たな対策を立てて挑んでみたい。
《釣行メモ》
釣行日 | 2023年9月1日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 11時55分 |
干潮 | 05時46分 |
(姫路港) |
《使用タックル》
竿 | ロンギヌス 7.6ft(オーシャンルーラー) | |
ライン | PE 0.8号 | |
リーダー | ゼロアルァ フロロ 3.0号 | |
ハリス | エギスタ 3.0号(オーシャンルーラー) |