釣行日/2023年9月17日
○はじめに
9月17日(日)に『 EFJT 』の有志ジュニア5名を率いて、今シーズン初のマハゼ釣行をしてみました。釣り経験のあるジュニアは何と1名のみ。
釣らせてあげたい私としては、少し不安は隠せません。
〇エサを購入していざ!出発!現地でまずは、プチ釣り講集。
最寄りの「みき釣具店」でエサのアオムシを購入し、オーナーの奥さんのエールを背に現地の夢前川下流の河川敷夢(汐見橋上下流・左岸)に約20分で到着しました。
まずは、元気な笑顔のあるうちにと記念撮影。
その後、ライトロッドにスピニングリールをセット。ドラグ調整とスピニングリールの操作法の説明、仕掛けやエサの付け方、アタリの取り方やハリの外し方などを約15分程説明した後、さあ! いよいよ釣り開始です。
〇順調に釣り進む上流のメンバー
いきなりファーストヒットしたのは、釣り経験のある天川君。ポイント選択・釣り上げるまでの一連の動作に無駄がありません。
そして、下流の小林君、松本君と続きます。ふたりして「釣っちゃいました!」と超ハイテンションです。どうやら両人共に「今日は、釣るぞ!」と、各自の釣果目標のカウントがアップしたようです。
その後、改發君にようやくヒット。少し時間を置いて首藤君とヒットが全員に続きますが、ようやくキープできる13cmサイズです。
〇「やる気ハゼを狙え!」足で稼いで釣り歩く。
少し慣れてくると釣りポイントを転々と移動する「足釣り」、余裕を見せての「置きザオ釣り」で順調にハゼを釣り上げます。
手前から攻めて2m四方を順にジグザグに探ったり 、30cm程の直線を描くようにオモリで川底を叩くようにサソイを掛けて、5秒ほど待って食わせてサオ聞きをする「チョンチョン&ちょい待ち釣法」を伝授すると一発でヒット。
これが簡単なライトロッドのハゼゲームの釣り。ヒットパターンと、分かるとヤル気も益々倍増してきたようです。
〇ゲストフィッシュも登場!
エサ付けも握りバサミで尾部から切って使用し、ハリで刺すのも上手くなりました。
エサの垂れ具合を多く取り、底を切ってフカセると、チビスズキやチビキビレも登場します。下流メンバーは、ゲストフィッシュの登場に笑顔が絶えません。
〇本命のフルセサイズがようやく登場!
レギュラーサイズは、シーズン初期とあって10~14cmサイズが多くなかなかフルセサイズには届きませんが、満潮時に近づくにしたがってハゼの活性も上がり出します。
良型を釣り上げると、「オッ ! やるじゃん!」と、挑発エールを贈る彼らは完全にライバル意識を持ち始めました。そして、釣る気十分のジュニア集団と化しているようです。
〇釣りを媒体に仲良しつくり
釣りを始めて約1.5時間が経過したころには、日常会話も弾み良いコミュニュケーションの場にもなっているようです。釣れたポイントをお互いに教え合ったり導き合ったりと、ハゼ釣りを媒体に日曜日のオフ日を大いに楽しめているようです。
時間もあっという間に過ぎ正午過ぎ。そろそろお腹の空く時間です。予定通りに家族分をキープして後ろ髪を引かれる思いでストップ・ザ・フィッシングとすることにしました。
〇おわりに
当日は、やや濁りが入りフィールドコンディションとしてはあまりよくありませんでした。しかし、「ハゼの天ぷら」の試食会をすると、「美味しい!」「うまい!」。この一言は私にとっては、とても嬉しく思えました。
また、笑顔で答えてくれるシーンも多々あり、ライトロッド ハゼゲームを楽しむことが出来ました
「自分でハゼを料理出来るかな?」と聞くと、「やれるよ!」との頼もしい答えもありました。
今後も「仲間と釣って楽しい・家族で食べて美味しい。」と、釣りを通して子供たちの和を広げて行きたいと思った半日でした。
〇予告
次回は、私の挑戦状を受けて、中級レベルの先輩学年となるジュニアたちと釣行予定です。お題は、「長竿の点と線の釣り」がテーマです。はたしてやや長ザオでチャレンジし、穂先アタリで秋ハゼを攻略できるでしょうか。お楽しみに。
《釣行メモ》
釣行日 | 2023年9月17日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 11時12分 |
干潮 | 05時18分 |
(姫路港) |
《使用タックル》
竿 | ライトロッド 1.6m | |
リール | スピニングリール 1500番 | |
道糸 | PE 0.8号 | |
リーダー | フロロ 3.0号(50〜60cm) | |
天秤 | 改良チョンチョン天秤仕掛け | |
仕掛け | 市販ちょい投げ仕掛け(50cm) |
《エサ》
サシエ | アオムシ |