マルキユーカップ2020 深海魚釣り大会で準優勝/東京湾口(神奈川県三浦市)

釣歴30年、得意なジャンルはキスの投げ釣りと船釣り全般です。特に、最近は全国各地でタイラバで遊んでます。メインフィールドは北部九州及び北海道です。海、淡水問わずいろいろな釣りにチャレンジし、特に、海釣りにおいては北海道のタイラバの普及、レバーブレーキを使用したスピニングタイラバの普及等に力を入れてます。

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今回は神奈川県の三浦半島にある船宿丸十丸さんで開催された「マルキユー2020 深海魚釣り大会」に参加しました。

なかなか仕事の都合等で行く機会がなく、久しぶりの深海だったので、仕掛けの準備に少し手間取りました。

 

この地域での深海釣りは今回で3回目となります。前回と前々回の釣行時の状況は、別記事で掲載しています。

前回の釣行(5月)
前々回の釣行(4月)

 

当日は6時から受付をし、それから7時出港となりました。

今回の船は、大船長が操縦する船で、前回、前々回もご一緒させていただいた常連の深海ハンターの方々と釣りをさせてもらいました。

深海ハンターの方々は、ほぼ全員手巻きでチャレンジし、記録魚を狙っていました。

 

7時に出港して当初は水深が400m程の場所からスタートしました。着底した時のカウンターを見ると500mを超えていたので、上潮が速く、底潮があまり動いていないような感じでした。

そのため、10時頃までは船中でほとんど釣果がなく、修行の時間が続くような状態でした。

 

今回の大会では、大物を釣った人が優勝というわけではなく、魚種ごとにポイントが設定されており、珍しい魚種程ポイントが高くなっていました。

私が密かに狙っていたアブラボウズやバラムツの点数が低かったのですが、釣れると楽しいので特に気にせず狙っていました。

特に高得点なのは深海ザメで、サメを複数の種類を釣れば優勝できる状況でした。

マルキユーカップ深海魚釣り大会

 

10時頃になると白ムツ等の小型の魚が釣れだすも、大物を狙うために鈎を太くして、かつタコベイトを付けて大きめのエサを付けていたのでなかなかアタリがありませんでした。

そうしている内に回収がかかり巻き上げていると生命反応があり、何かなと思い上げてくると、チゴダラが付いていました。

この魚は、私が北海道でよくタイラバで釣っていたエゾイソアイナメに似ており、しかも美味しい魚なので、嬉しかったです。

チゴダラ 釣り

 

この時点で、他の船ではいくらか釣れていると連絡が入り、他の船の水深が300m程の所で、私たちがやっている場所が500m程の場所だったので、浅い所に一旦移動しました。

移動してやってみるもイマイチ食いが悪く、ポツリポツリとヒットするような状況でした。

そうしている内に残り1時間程になり、少し活性が上がって来たのか、再び深場に移動した後に魚が食うようになってきました。

私の竿にも明確なアタリが来て、どうせオキギスなんだろうなと思って回収をしていると水面で一番下の鈎にサメらしきものがかかっていたので、念のためにタモですくってもらいました。

釣れたのは当日釣れたサメの中では一番大きなフトツノザメでした。

フトツノザメ 釣り

追加でバラムツ釣れないかなと思ってやっていると、隣の深海魚ハンターの方に大きなアタリが来ました。沖上がりの時間が来ていて、先に回収してファイトを見守っていると15分程で水面に大きな影が見えました。

最初はサメかなと思っていると、なんと特大のバラムツでした。

2人がかりでタモ入れをして船に引きずり上げて計測すると、172センチの特大のバラムツでした。

 

港に戻って魚を下ろして検量を受ける時に、周りの人の釣果を見てみると非常に渋かったのだなと思いました。

珍しいサメも釣れており、深海釣りって面白いと改めて思いました。

特に、フジクジラという深海ザメを初めて見て色が藤の花の色に似ていてとても綺麗だと思いました。

 

検量の結果は、フトツノザメが30ポイント、チゴダラがリストになかったものの3ポイントをいただいて合計33ポイントで総合2位になってしまいました。

1位の方は珍しいエドアブラザメという顔が怖いサメを釣っていました。

 

今回この大会に参加してまず思ったのが、参加賞が豪華ということです。飲み物2種類に、ハヤブサの既製品の仕掛け2組(約2000円相当)、ピチットシートなど盛りだくさんでした。

表彰式の際の抽選会も、非常に豪華な賞品が多く、一番良い物は冷凍庫でした。

私は今回アサヒビールのスーパードライ24缶入りを抽選でいただきました。

他にはマルキユーさんの製品のエコギアアクアの熟成タイプ4種類をいただき、北海道での釣りには最適な物で非常に嬉しかったです。

マルキユーカップ2020 深海魚釣り大会 2位

 

大会もマルキユーのスタッフの方がいろいろ気配りをしてくれて、かつ一部のジギング大会のようにジャンケンで商品が全員にいきわたらないようなやり方でなく、参加者全員が満足できるような大会にされていたのがとてもありがたいなと感じました。

ぜひとも来年も参加させてもらいたいなと感じました。

 

丸十丸さんは定期的に深海調査をしており、船長もいろんな釣り方に理解が深く、深海に挑戦したい方にはお勧めです。

《釣行メモ》

釣行日 2020年 月 日
潮汐 大潮
 満潮  00時00分
 干潮  00時00分
( )

《使用タックル》

竿 スタンディングディープ195S 剛樹
リール 19シーボーグ800MJS ダイワ
道糸 PE 4号(1200m)  
リーダーほか リーダー:ナイロン18号、ハリス:18号、幹糸:24号  
ハリ ムツ鈎22~23号(太地)  

《エサ》

サシエ サバ、イカ、スルメイカ(丸ごと)