今回は妻と一緒に大分県蒲江から出船するエンペラーさんに根魚五目釣りでお世話になりました。
毎年5月頃は根魚五目がメインで、オニカサゴやマハタを筆頭にアマダイ、ウッカリカサゴ、アヤメカサゴ、ハマダイ等多くの魚が釣れます。
しかも、オニカサゴは1キロ超えも多く、ウッカリカサゴも2キロ超えも混じります。
今回は当初は沖合いの瀬回り(水深120~150m程)を攻めた後に、漁礁回り(水深100m程)を攻める予定でした。
ポイント到着後に仕掛けを投入し、やってみるものの、ウッカリカサゴやアヤメカサゴ、ハマダイは食うものの、ほとんどアタリがなく、早々に漁礁回りに移動しました。
最初の漁礁ではアタリが少なく、潮が全く動いてなかったのですが、二つ目の漁礁を攻めてみると、オニカサゴやウッカリカサゴが当たって来ました。
それから漁礁を転々と攻めて行き、オニカサゴやマハタをはじめ、ウッカリカサゴやアヤメカサゴ、シマセトダイ等でクーラーが埋まって行きました。
途中、1.5キロサイズのオニカサゴも出て、久しぶりに良型が出たので嬉しかったです。
マハタも1キロ超で脂が乗っており非常に食べ応えがありました。
最後の漁礁では、漁礁回りの砂地で底スレスレに仕掛けを置いているとこの辺では珍しいホウボウがダブルで釣れました。
しかも、40センチを超える良型が。
今回の釣行では、初心者の妻に釣りを体験させるために、終始サポートしていましたが、二人で釣っていたならば早期にクーラー満タンだったと思います。
毎年落とし込み釣りが終わってから根魚五目が始まりますが、大分県蒲江沖は根魚の数とサイズが期待をもてるのでおすすめな地域です。
【大分県蒲江沖の鬼カサゴの仕掛けや釣り方等について】
タックルは、ヤリイカのタックルでも良いですが、私はライト泳がせのタックルを使っています。
理由として、ヤリイカの硬い竿はアタリを取りやすいですが、巻き上げの時にバラしもあるためです。
リールはダイワの300~500番サイズで、道糸はPE3~4号を400m以上巻きます。(高切れ対策のため)
仕掛けは関東のオニカサゴ釣りと同様に天秤仕掛けです。
天秤のサイズは45~50センチ程のやや大型の物を使います。
スイベルは3号サイズ、親子サルカンは3×4号サイズで極端に大きなスイベルやサルカンは不要です。
仕掛けは幹糸が8号、ハリスは6号が最適です。
これより太いと食いが悪くなり、細いと絡まったりし易くなったり、絡まった時に撚れが取れにくくなります。
針は鬼カサゴの18号を使います。ひねりがないものが最適です。ひねりがあるものは餌が回転するため、仕掛けに撚れができ易いです。
仕掛けの長さは、幹糸が60センチ、60センチ、ハリスが80センチのトータル2mです。
枝スは25センチです。
枝スが長いと絡みやすくなるので、これぐらいの長さが最適です。
餌はサバがおすすめで、イカは食いが悪いのでダメです。アマダイ狙いにはオキアミもありですが、外道に小魚が多くなるので、おすすめしません。
餌のサバは冷凍の物はダメで、塩サバのフィレ等も表皮の輝きが悪いので、なるべくは前日にスーパーで新鮮な半身を買い、短冊にし、塩やアミノ酸で漬け込む必要があります。
針に付けるタコベイトはオニカサゴ用の物が最適で、オレンジ系に食いが立ちます。
ケイムラに拘る必要はそれほどありません。
タコベイトのサイズは大きいと食いが悪いです。
釣り方は、基本的には着底したら1.5m程底から仕掛けを上げて5秒待ち、それから10m程仕掛けを上げて、落とし直しをします。
これの繰り返しです。
巻き上げの際は、あまり速く上げず、リールの速度(シマノ)なら4~6までの間で巻くのがおすすめです。
漁礁回りの場合は、上記と異なり、着底したら5秒待ち、そこから速度7ぐらいで10m巻き上げ落とし直しをすることにより、根掛かりを回避しつつ釣ります。
特に、漁礁回りは極端な高低もあり、錘が漁礁に当たり竿先が跳ねたら急いで巻く必要もあります。
《釣行メモ》
釣行日 | 2021年5月8日 |
潮汐 | 中潮 |
満潮 | 06時36分 |
干潮 | 12時53分 |
(大分) |
《使用タックル》
《エサ》
サシエ | サバの短冊 | |
マキエ |
シマノ(SHIMANO) 電動リール 20 ビーストマスター MD3000 カンパチ ヒラマサ ブリ スルメイカ多点掛け