南さんについにチヌがヒット!
その後もウリボーが釣れ続くなか、「潮が引いて歩ける範囲が広がりましたね。ちょっとほかの釣り場を見てくるよ」と岡田さんは竿とバッカンだけを持ち、湾奥のほうへと探検に出かけることに。
南さんは「この釣り場でチヌが釣れるなら昼の干潮前後のタイミングでしょうね。せっかくエサも撒いてることだし、ここで粘ります」と釣り座は変わらず頑張ることに。
やがて9時を過ぎたあたりからマキエにボラが集まりはじめた。「これはチャンスですよ」と南さんは集中して仕掛けを打ち返す。
そして、エサ盗りらしきアタリが出てウキがじわっと沈んだかと思えば、ほどなくして一気に海中深くに消し込んだ。
「カモ〜ンッ!」と豪快なアワセを入れてファイトを開始。
「これはチヌ。大きくはないけど元気がいいですね〜」とやり取りして取り込んだのは、40cmオーバーのきれいな魚体。
南「うれしいけど、このサイズじゃまだまだ物足りないですね」
とにもかくにも時合かもしれないため、南さんはすぐに釣りを再開。
すると、足元のカケアガリの斜面に40㎝ほどのチヌを発見。底をつついて何かを食べている模様。
「タナを浅くして狙ったら釣れそうですが、目標は50㎝オーバーですからね」と沖の深みを狙い続けることに。
そうこうしていると、チヌが1匹、また1匹と数が増えてきた。それと同時にカサゴやチャリコ、ヘダイなどがヒット。
「海の中がにぎやかになってきましたね。デカイのが釣れるかもしれませんよ」ということで、岡田さんを呼び戻すことに。