岡田さんに57cmのデカチヌヒット!
干潮間近になった正午前、全遊動仕掛け&自家製の練りエサで狙っていた岡田さんに、竿先まで引ったくる痛快なアタリが出た!
アワセを入れると、岡田さんの愛竿『VIP ISO AGS』が大きく曲がる。
寄せては走られを繰り返すこと数回、ようやく足元まで寄せてきたのは、優に50㎝を超すデカチヌ! すかさず南さんが駆け寄りランディングしたのは、57cmのビッグワン!
南さんも年無しチヌをキャッチ!
ここから2人のテンションは一気にアップ。
「次はワイの番や!」と南さんが釣りを再開すると、足元に50cmオーバーのチヌが現われ、中層まで浮き上がってマキエを拾いはじめた。
これを見た南さんがハリスを3ヒロから1ヒロに詰め、サシエをオキアミに変えてスローなフォールで攻めてみると、ウキ下のナビが勢いよく引き込まれた。
ヒットしたチヌは養殖イケスのロープに向かって猛ダッシュ。
途中、ハリスがロープに擦れるイヤな感触があったものの、ロッドワークでかわして岡田さんが差し出す玉網に収めてフィニッシュ! これも53cmのナイスサイズだった。
由良半島の大型チヌを追加
南「まだでかいチヌが見えますね。マキエを拾ってるんで、おそらく釣れますよ」
岡「あれも50㎝超えてますね」
そう言って2人並んで竿を出すと、少し沖を流していた岡田さんのウキが勢いよく消し込んだ。
アワセを入れると確かな重量感!
水深が浅いため、ヒットしたチヌは横走りして必死の抵抗を見せるが、岡田さんは難なくいなして取り込みに成功。
計測すると、56.5cmの満足サイズ。
ここで時刻は14時を回り、この魚を最後にストップフィッシングとすることにした。
南「日中にこのサイズが上がるなら、夕方だともっといい釣りが楽しめそうですね。磯渡しがないので船舶免許が必要になりますが、魅力的な釣り場ですね。誘ってくれた岡田くんに感謝です」
岡「ウリボーの多さに最初はどうなることかと思いましたが、デカチヌが釣れてよかったです。南くん、また行きましょう!」
おまけ エギでマダコ!?
取材中、マキエにつられたのかマダコがよくやってきた。
マダコが見えると、「おいしいから大好きなんですよ」とマダコ釣りに熱中していた南さん。
写真は編集部が持参していたエギングタックルでキャッチした良型。この日1番の笑顔を見せてくれた(笑)