チヌフカセ名手の『マキエバッカン』セッティング②

釣りぽ編集部制作の記事です。※一部執筆記事もあり(本文最後に報告者を記載)。

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フカセ釣りに欠かせないのがマキエを入れるバッカン(マキエバッカン)。フカセ釣りの名手はバッカン単体で使うのではなく、効率よく釣りをするためサシエケースなど色々なサポートアイテムをセットしています。

チヌ釣りの名手12名のバッカンのセッティングを紹介。

第2弾は、中西毅さん、野口真平さん、波多瑞紀さん、南康史さん、山口美咲さん、百合野崇さんの6名のバッカンセッティングです!

【前編/チヌフカセ名手の『マキエバッカン』セッティング①

中西毅さんのバッカンセッティング

マキエをしっかり固めるアルミ製のボードをセット

中西毅 なかにしつよし

こだわりといえるほどの工夫は特にはないですね。そのとき使いやすいものを組み合わせているという感じです。ただバッカンの高さには注意しています。バッカンから竿受けなどが上に突き出ていると仕掛け回収時にハリスが絡んでしまうことがあります。

練りエサを入れるケースは、内部温度の関係から、夏は白色、冬は濃いグレーを使い分けています。

バッカン前方にセットしているのはマキエをシャクでしっかりと押し固めるためのマキエボード。これは沖縄の釣友・奥間義諭さん手作りのアルミ製です。

中西毅 バッカン

①マルキユー 『パワーバッカンセミハードTRⅤ』
②マルキユー『パワーヒシャクスタンドⅣ』
③シマノ『サーモベストステン』
④マルキユー『パワーエサバケット11TRⅢ』と『15TRⅢ』
⑤奥間義諭さん手作りのアルミ製ボード


野口真平さんのバッカンセッティング

立ち位置によってシャク立てを移動

野口真平 のぐちしんぺい

シャク立ては釣りの最中に体に引っかかる等のトラブルを避けるため、立ち位置(体)の反対側に取り付けるようにしています。また、釣り座の形状によって、マキエの右撒き、左撒きを使い分けることから臨機応変にシャク立ての位置を変更できるよう、バッカンの外側に付けています。

サシエケースはサシエの乾燥を防ぐため、『サーモベイトステンX』を多用。ターゲットがグレの場合は2個、チヌの場合はサシエの種類が多くなるため3個を基本としています。

バッカンボードは先輩に作成していただいたもので、遠投力アップに重宝しています。

野口真平 バッカンセッティング

①釣研『バッカン TB181』
②シマノ『サーモベイトステンX』
③釣研『シャクホルダー TSB191』


波多瑞紀さんのバッカンセッティング

磯の足場など、状況に応じて小物類の配置を変える

波多瑞紀 はたみずき

今年発売されたサシエ入れが気に入っています。内部が最大で3部屋(2部屋、1部屋でも使用可能)になっています。私は2つバッカンにセットしているので、最大で6種類のサシエを入れられます。

また樹脂製のハードケースで気密性も向上し、サシエの乾燥が防げます。赤、白の色ごとに異なるエサを入れ、フタを開けなくても中身がわかるようにしています。

バッカンセッティング(小物類の配置)にこだわらないのがこだわりです。実際の磯では、バッカンを置くスペースや足場、姿勢などが制限されることが多いので、その場の状況に適した配置にし、安全の確保や集中力を持続させるよう心掛けています。

波多瑞記 バッカンセッティング

①がまかつ『セミハードバッカンGM-2435』
②MEIHO『パーツケースBM-100』
③がまかつ『まき餌杓立てGM-2446』レッド
④がまかつ『サシエ入れ140 GM-2483』レッド
⑤がまかつ『サシエ入れ140 GM-2483』ホワイト
⑥自作バッカンボード

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