今回は、大分県の臼杵市、板知屋漁港から「ブルース」さんにまたお世話になりました。
釣り場はいつもの無垢島沖で、今回も落とし込み釣りでした。
到着してしばらくアタリがなく、１時間程エサが付くものの襲われない展開。そのまま待っていると他の人にアタリがあり、私にもハマチがヒットしました。
サイズは３キロ程でしたが、イワシをたらふく食べているせいか非常にパワーがありました。
最初のハマチを釣り上げるとそれからハマチラッシュになりました。時には２本付いたりしましたが、タックルがそれなりに強いので、２本ぐらいなら問題ありませんでした。
また、ブリは複数仕掛けに付いているとお互いが別の方向に引っ張りあうので、意外とすんなり上がります。
このような状況で、今回も初心者と見受けられる方が慣れていないのか、竿が柔すぎて２キロぐらいのハマチを上げるのにも５分～８分ぐらいかけてました。
その結果、隣と反対側の方を巻き込んでのオマツリを頻発させ、酷い時にはミヨシの私がやり取りしているのに、艫の方からミヨシに移動してこようとしたので、「まつるから移動するな」と注意しました。
以前の記事で錘が一番大切と書きましたが、竿もかなりこの釣りでは重要な要素で、あくまで食いの良さを追求するために柔らかい竿を求めるのは勝手ですが、マダイ竿のように５：５など極端に柔らかくてバットパワーがない竿は使い物になりません。（本当に周りの人を巻き込むので問題ありです。）
結局、そのポイントでは17本釣り上げ、途中からはリリースしたり、隣の方に差し上げたりしました。
潮が緩んできたため、浅いポイントに移動してからは、ハマチで使ったセブンのジグ『タイラー』を100gに落としました。
ジギングをしているといきなりヒットし、ドラグが鳴り、かなり糸を出されました。今回は、新型のテストをしていていい機会だから周りに迷惑をかけない範囲で楽しもうと思っていましたが、掛かった魚が妙に重たく、1.5号ではギリギリかなと思いました。
ヒラマサがほとんどいない地域なのでおそらくブリか真鯛だろうと最初は思っていましたが、今までの経験上それらではないと確信して、しばらくやり取り。
止まったのでここから反撃と思っているとリアフックが折れて外れた音がして、魚が反転しラインブレイクしました。
後で聞いた話では、意外と急峻な根で、周りには20キロオーバーのオオニベも多いということだったので、おそらくオオニベだったのかなと思いました。
逃げられたのは悔しかったですが、何も食わない中で、ジギングでヒットさせることができたのがよかったです。
その後は、エソの活性が高いせいか、エソラッシュになり、それはそれで楽しかったです。
次回はタックルの見直しをして臨みたいと思いました。
本文
《釣行メモ》
| 釣行日 | 2019年８月22日 |
| 潮汐 | 小潮 |
| 満潮 | 12時18分 |
| 干潮 | 06時64分 |
| （大分） | |
《使用タックル》
《エサ》
| サシエ | ウルメイワシ、カタクチイワシ |
【セブンの新作ジグブレードについて】
ジグのテールにブレードを付けるというのは最近では各社から発売されていますが、このブレードの形状は少し独特です。
一般的にウィロー型の方がコロラド型よりも落下が速く、引き抵抗も少ないのでジギングに適していますが、セブンのブレードはウィロー型に似た形状で、かつウィロー型と違いストレート形状のためフォール性能の確保と引き抵抗の軽減を両立させた使いやすいブレードとなっています。
このブレードはＳとＭの２つのサイズがあり、Ｓは40gまで、Ｍは60～80gとなっています。ただ、これはあくまで基準で自分のタックル等に合わせてサイズを変える必要があります。
ちなみに、私はＳは100gまでのジグに、Ｍは150〜200gまでのジグに取り付けるのが最適だと判断しています。
ブレードにはスイベルにスプリットリングの細いのが付いていますが、これはジグのアイにつけても、打ち抜きリングに付けても、フックのスプリットリングに通しても何でも大丈夫です。
フックに近ければ良いので。これはバイトポイントであるブレードをフックの近くに近づけることにより、ヒットを増加させる狙いがあり、タイラバでも一部の上級者は意識してやっていることです。
値段も安くヒット率が上がるブレードなので非常にお勧めです。セブン以外のジグにも対応します。
《利用渡船》
| ブルースフィッシングサービス |
