47cmの黒ソイほか好釣果
本日は午前中は「沖五目」、昼からは「ボートロック」で船の上に計12時間以上いるという釣りバカなメニューをこなしてきました。
午前中は久しぶりの沖の根周りのタイラバで、エサの人と一緒にタイラバをしました。このような場合、タイラバは水深が50m程に対し150gなどやや重たいものを使用します。これは北海道のエサ釣りは仕掛けが太く、この深さでオモリ120号を使用するのでオマツリを防止のためです。
北海道は本州や九州のひと昔、ふた昔前の仕掛けのコンセプトで、細い仕掛けという観点はほぼないです。これは魚影が濃く、太い仕掛けでも普通に釣れるからです(それでも最近は釣れなくなってきましたが)。
午前中はまずは黒ソイを上げて、ぼちぼち釣果を重ねていく形で、最後の方でこの日最大の47センチの黒ソイを釣ることができました。午前中は全部合わせて20匹以上で、渋い中でも良かったかなと思います。
午前中の途中では、あまりに魚を釣りすぎたために、主力の炎月プレミアムS610MHのリールシートが割れてしまい、急遽ビニールテープで巻き続行しました。ただ、やはり気になり昼の釣りまで気分的に引っ張りました。
昼からはボートロックタイラバに行きました。沖五目から引き続き、新型のテストとスピニングタックルを使った自分流のスタイルの完成を目的として臨みました。今回は、4年ほど前から研究しているやり方でレバーブレーキを使用したフォールのアタリも普通に取れるスピニングタイラバの検証でした。
結果は上々で、フォールのアタリをほぼベイトタックル並みに取れ、かつ根掛かりがゼロという結果もでました。まだ、いろいろと検証事項もありますが、取りあえずやってみてスピニングタックルで1万匹を目指してみようと思います。
昼からはそのような感じでずっとやってみて、終盤は入れ食い、途中は45センチの黒ソイをキャッチするなど調子が良かったですが、アイナメは40センチちょっとで少し小さい感じでした。昼はリリースなど含め、トータルで40匹ぐらい釣れました。
沖五目はまだ早いと感じましたが、これから魚のコンディションがよくなるとタイラバやエサにもよく反応し、北海道らしい釣れ方もするので、これから秋にかけてが一番北海道はお勧めです。
《釣行メモ》
《使用タックル》
今回はいろいろと検証しました。
まず、宮崎船長からいただいたセブンの粉『しんじるパウダー』を使ってみて、いきなり写真のソイがヒットしました。渋い状況には効果があるかはわかりませんが、活性の高い時に効率的に釣るには非常に良いと思います。匂いはエビはそこまでないですがイカは非常に臭いです。でもガルプなどに比べこぼした際の被害が少ないです。胡椒の瓶のようなものに入れて販売されたら使いやすいのにとふと思いましたが。
しんじるパウダーとヒットしたソイ
今回予備として取っておいた『17モアザン』のノーマルギアのレバーブレーキ使用の物を使用しました。検証目的はフォールのアタリの取り方の把握などで、スピニングの一般的な欠点の解消が可能かについてです。
結果としては、レバーブレーキを使うやり方はありです。ハイギアでは検証して結果は出ていますが、ローギアでやると縦の釣りもストレスなくできて、横の釣りも普通のスピニングタックルのキャスティング用の様にでき非常にお勧めです。
特に、ボートロックタイラバはキャストが必要になり、かつ縦の釣りも必要なので、ハイギアでは一般的に等速巻きと言われているやり方は困難です。
今回は隣の人が釣り上げたトウベツカジカが宗八ガレイを吐き出してびっくりしました。タラの腹からはいろいろ出てきますが、まさかトウベツからとは思っていませんでした。
宗八ガレイを吐き出したトウベツカジカ
先日、いつも行く苫小牧のタマリスクさんにダイワの秋丸さんが乗ったそうで、北海道のボートロックタイラバを満喫されたそうです。他のメーカーの人にもどんどん北海道に来て北海道の釣りを体験していただきたいです。
《利用遊漁船》