今回は釧路の釣り仲間と一緒に釧路の沖五目を楽しみました。
前日に移動して釣り仲間の仕事で釧路の春採湖という天然記念物のヒブナが住んでいる湖のお祭りに連れて行ってもらいました。
ヒブナとは突然変異した赤いフナだそうで、最初インターネットで調べた時に「金魚?」という風に感じたのが第一印象でした。道北に住んでいた時にも近くの池にヒブナが住んでいたそうですが、その時は気にも留めなかったので、今回は新しい発見でした。
そこで釧路出身のお笑い芸人さんのショーを見て、その後ホテルに戻り次の日の準備をしました。
釧路の料理の美味しいお店
釧路に行ったときに良かった食事店として「なごやか亭」という回転寿司店が挙げられます。
ここは地元の新鮮な魚をネタにした寿司だけでなく、釧路名物のザンギ(唐揚げ)や柏抜き(柏そばのそば抜き、お吸い物のようで非常に美味しい)などがあり、釧路を根拠地とするチェーン店ですが非常に料理の美味しいお店です。
北海道の各地にも展開しており、値段も安価のため人気があり行列ができることもあります。
その他には、焼肉店「ぼくぜん」もあり、非常にこちらも安価で美味い料理が出てきます。今回の釧路出身のお笑い芸人さんもそのお店が好きだそうで、そのお店をネタにしたものを考えているそうです。
釧路西港から出船。釣り開始
次の日は、今回初めて乗船する釧路西港から出港する「釣りキチ丸」さんに乗船して白糠沖に向かいました。
途中、良い反応があったので仕掛けを下すと、本命のアオゾイではなく、いつも釣るエゾメバルが針の数ヒットしてきました。しばらく流すもエゾメバルばかりで、ポイント移動しました。
その際、エゾメバルばかりで消沈していた船内の雰囲気を癒すがごとく、エサ鳥(取り)のカモメ(今回もいました)ではなく、ムシクイと言われる鳥が飛来。皆の竿に止まって、その雰囲気に癒されました。この鳥はこの時期にはときどき見かけるのですが、海の上で遭遇するのは初めてでした。
移動した先では当初食いが渋く、潮が動くようになってからはタラやヤナギノマイ、アオゾイが釣れました。
今回はヤナギノマイの活性が非常に高く、仕掛けを下すと針数(8本)ついてきました。アオゾイは1月の釣行で底付近でよく釣れたので、底を狙っていたものの全く当たらず、代わりにタラばかりヒットしました。
釣り仲間が底から15m程上でアオゾイをダブルヒットさせたので、そのアドバイスに従って中層でゆっくり仕掛けを上げ下げしていると突然フォールが止まり、強い当たりが竿先に伝わりました。
慎重に上げてみるとアオゾイが2匹ついていました。しかも50センチ超あり、前回の釣行で釣ったものよりも遥かに良型の魚でした。
ベイトはシシャモやスケソウダラの稚魚らしく、ヤナギノマイなどもこれらを大量に吐き出していました。その後も中層で同じようにヒットし、アオゾイが中層でも釣れるということがわかり、非常に大きな発見となり勉強になりました。
リール『ビーストマスター』について
今回は前回の積丹半島でのタックルをそのまま使ったものの、やはり250号の錘を上げ下げするには竿の長さが2.7mもあるときついと感じました。リールは『ビーストマスター』の3000XPを使いましたが、アオゾイの一荷やヤナギノマイの一荷でモーターが発熱していました。
錘の重さが1キロ、魚が針数掛かるこの釣りではパワーが売りの『ビーストマスター3000XP』でもきついのかなと思いました。
また、この釣りでは250号の錘ということで非常に重く、メカニカルブレーキが効かないので、レバードラグリールで使える方法と同様にドラグを調整してフォールでヒットさせる方法を採り、意外とヒットすると感じました。
この地域の釣りにはビーストマスターの6000番以上が最適かと思いますが、手持ちでやるには重くてきついことも考えると、3000番クラスのリールで最悪手巻きでゆっくり上げてくるしかないかなと思いました。
シマノさんから最近出ているタイラバ用のリールに搭載されているフォール速度を調整できるシステムをビーストマスターに搭載すると、北海道の沖五目がもっと楽しくなるのにとも思いました。
釧路は北海道の中でも大型のアオゾイが多く、今回私が釣ったサイズのアオゾイもそれほど珍しくないそうで、そのポテンシャルの高さに改めて驚きました。
また、ヤナギノマイの一荷の入れ食い状態が続き、クーラー満タンが容易にできる環境もすごいなと思いました。
今回はインチクも持って行ったのですが、重さは300gあってもオマツリもありそうな流れ方でしたので、使用を控えました。オヒョウやGT(ジャイアントタラ)をインチクで狙いたかったのですが、またの機会にしようと思いました。
今回お世話になった「釣りキチ丸」さんは非常に船長が丁寧で、初めて乗った私たちにも非常に親切で良い船だと感じました。
また、こちらの船ではボートロックもしているそうで、機会があればボートロックで乗って、ウサギアイナメをタイラバで釣ってみたいと思いました。
北海道の沖五目釣りは非常に深く面白い釣りです。いろいろデータもまとまってきたので、次回はさらに突き詰めて、自分なりの北海道の各地の沖五目の仕掛けのスタイルを確立させたいと思います。
北海道の沖五目釣りについて
今回行った釧路の沖五目について、こちらの地域は積丹半島や道北地域の沖五目の釣り方とは異なり、サビキ仕掛けのみでエサを付けない人が多いです。
理由としてはいくつかあるそうですが、アオゾイはエサが付いていると食いが悪いという人もいます。しかし、一方でエサを付けた仕掛けでアオゾイを釣っている人もいるので、人それぞれなのかなと思いました。
エサがなくても釣れるので、昔、漁師の祖父と一緒にやっていた手釣りでやる豊後水道のアジやサバ釣りのようで親しみが持てます。
釣り方としてはその他に、道北では300号、道東の釧路沖は250号、道央圏の静内沖や積丹半島は200号という、九州や本州ではあまりなじみのない重さの錘を使います。水深は60m~150mぐらいで、道東は比較的浅い所が多いこともあります。
苫小牧沖は120号で水深50~80mぐらいの所をやります。イカ釣りの時は150m程もやりますが。
そのため、いずれの地域でもそれなりの強さの竿が必要となり、かつ手持ちでやることも多いので軽さが必要となります。九州や本州の竿でも使えますが、それだけの重さを背負えるものが少ないので選択肢が少なくなり、かつその選択肢の竿では非常に重さがある(深海竿などになる)ので、北海道の専用竿を使う必要があります。
また、ある程度の長さ(2m程)がないと釣りづらいこともあり、やはり専用竿の必要性が増します。
リールは個人的には3000番(シマノ)クラスのリールが最適かと思いますが、中にはダイワの250番~300番サイズでやる人もいます。
ダメではないのですが、前述した通り、3000番クラスのリール(ダイワなら500番クラス)でも非常に負荷がかかるのに、さらに非力なリールを使うのはどうかと毎度思います。
リール自体の寿命も縮むし、状況によっては他の人に迷惑がかかるので、私は小型リールはお勧めしません。
かといって大型リールでは重たく、一日持ってやるのはきついので、この辺りはやはり3000番サイズを基準でやるのが一番無難化と思います。
苫小牧沖では小型でもありですが、やはり深場のイカ釣りや針数付くソイやヤナギノマイではきついと思います。
タックルの選定が本州や九州と全く異なりますが、釣れる魚は美味しいし、大きい北海道の沖五目釣り、これからはサケも釣れることもあるので、非常に面白い釣りです。タイラバも楽しいですが、エサ等を使った沖五目釣りも非常に楽しく奥が深いのでお勧めです。
《釣行メモ》
釣行日 | 2018年8月12日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 16時49分 |
干潮 | 09時50分 |
(釧路) |
《使用タックル》
竿 | 剣崎V2 SP200号-270 | ダイワ |
リール | 16ビーストマスター3000XP | シマノ |
道糸 | PE 4号 | |
ハリス | フロロ 10号 | |
ハリ | スズキ針 18号、ピンクフラッシャーなど | |
ルアー | いかたん | ニッコー化成 |
《エサ》
サシエ | サンマの短冊 |
《利用遊漁船》
釣りキチ丸 |