日本国内には100を超える水族館があると言われ、中国・四国エリアにも数多くの水族館があります。編集部が中四国にある水族館めぐって紹介します。第2回目は岡山県玉野市にある【渋川マリン水族館(玉野市立玉野海洋博物館】です。
渋川マリン水族館とは?
『渋川マリン水族館(玉野市立玉野海洋博物館)は、昭和28年に開館した歴史ある水族館。大小34個ある水槽にて瀬戸内海や四国沿岸に生息する魚たちを展示。規模はコンパクトながら、釣り人におなじみの魚がウヨウヨいます。また、貝の標本や魚の剥製、船の模型など、海に関する資料を展示する陳列館も併設されています。
渋川マリン水族館の場所
住所/岡山県玉野市渋川2-6-1
アクセス/瀬戸中央自動車道の児島ICからは国道430号を宇野方面へ約10km。車は隣接する市営駐車場へ。
電話/0863-81-8111
渋川マリン水族館 営業時間
営業時間/9〜17時
定休日 /水曜日(祝祭日の場合は翌日)、1月4日、12月29日〜31日
渋川マリン水族館 料金
大人(15歳以上)………500円
小人(15歳未満)………250円
5歳未満 ……………………無料
駐車場……………1時間100円(1日あたり上限1,000円。 駐車券持参で1時間無料)
館内紹介
メインの大水槽には大型の肉食魚を中心に、外洋エリアに生息するパワーファイターが勢揃い! さぞかしエサやりタイムは白熱するのでしょうねぇ。見てみたい!!
50cmを超す尾長グレ(クロメジナ)を発見!
スジアラ。暴力的なファイトや味からコアなルアーマンに人気
大水槽の奥には瀬戸内海を中心に、暖かい海と北国に棲む魚たちの展示水槽が並んでいます
他の水族館ではなかなか見ることのできないサッパ(ママカリ)
超シャロー水槽にはカブトガニやイイダコ、ウシノシタがいました
イシダイ&イシガキダイ水槽。底物師の方は必見です
黒い魚がたくさんいる水槽を発見。じっくり見てみると、全部クエの幼魚!
北国コーナー(勝手に命名)にはエゾメバルやシマソイ、タケノコメバル、タカアシガニ、オオカミウオがいます。どれもデカイ!
入館してすぐのところにあるタイドプール。ナマコやヒトデ、ウニなどに触れることができます
魚以外にもアカウミガメやアオウミガメ、キタオットセイがおり、近々アザラシも仲間に加わるとのこと
陳列館には貝の標本(約900種!!)や魚の剥製、船の模型などを展示
渋川マリン水族館の感想
水族館としての規模や水槽は小さめですが、そのぶん魚を間近で見ることができてGood! また、サッパやイカナゴをはじめ、イシダイ水槽やクエ水槽など、ほかでは見られない魚や水槽があって非常に楽しかったです。磯系の魚が多いので、磯釣り師の方はぜひ!