編集部の石橋です。ひさしぶりにフカセ釣りにへ行ってみました。
この時期は「水深が浅い場所がいい」と聞いたので柳井市の伊保庄の渚チックな場所で竿を出しました。
風もなく暑いですが釣りしやすい環境でしたが、1時間ほどでギブアップ! 原因はフグ。投げるたびにハリごとサシエがなくなるほどの猛攻に遭ったのです。
マキエはまだたっぷり残っていて3〜4時間はできそう。
「どうするか……」と考えていた時、ふと
「水温が高い時期に浅い場所で釣れなかったら冷たい水が混じる河口がいい」
という、以前に取材中に聞いたチヌフカセ釣り名人さんの声が脳内に響きました。
もっとも、これを言ったチヌフカセ名人さんは誰だったのか? これまで取材をした色々な名人の顔がよぎりますが、思い出せない・・・。
「まぁ、いいか」と移動することにしました。
やってきたのは柳井川の最河口部にある波止。満潮潮止まり前で海水と淡水が混じり合っていそうな感じでした。
波止から5m沖の水深を測ってみると3mほどとかなり浅い。でも、底が見える浅い場所にナイスサイズのチヌが見えたのでやる気が高まります。
ここも風がないし、流れも緩やかだったので、半遊動仕掛けでウキ止めをハリから3mちょっと上に設定して5m沖を狙いました。
釣り続けて10分ほど経ったとき、ウキが勢いよく沈みました。これはウミタナゴ……いや、小チヌでした。夏らしいといえば夏らしいのですが、ひょっとしてこのサイズしかいない?
そんな予感は見事にハズれました。ここからチヌが7連発! サイズは30cmからで最長は37cm! これが連続で釣れます。
エサ盗りもいないようで、サシエはオキアミオンリーでした。
でも潮が下げに入ると魚のポジションが変わるのか、パタっと釣れなくなりました。がんばってみましたが、狙いどころのなにかが悪いのでしょう。フグやウミタナゴが釣れるばかり。暑さもピークで納竿となりました。
脳内に響いたアドバイスのおかげでチヌを手にできました。最初の場所で粘っていて釣れたかどうか……。磯竿を曲げるチヌの引き、とても楽しいのでぜひ出かけてみてください。
釣行メモ
釣行日 | 2019年8月18日 |
潮汐 | 大潮 |
満潮 | 13時34分 |
干潮 | 07時23分 |
(広島) |
ポイント
使用タックル
竿 | ボーダレス 460M-T | シマノ |
リール | セドナ C3000 | シマノ |
道糸 | 磯スペシャル ファインフロートⅡ 1.5号 | サンライン |
ハリス | トルネードSV-1 1.25号(約3m) | サンライン |
ウキ | 銀翔 G2 | ガルツ |
ナビ | GPC M | ガルツ |
ハリ | ファインチヌ 3号 | がまかつ |
道糸とハリスはサルカンで結束。ウキ止めはサルカンから30cmほど上にセット。
使用したエサ
『スーパー1ジャンボ』はウエットタイプで固形物が少なく、色と匂いが好きでよく使います。『チヌジャンボ』はフカセ用ではなくダンゴ用なのでかなり粘りが強いのですが、オキアミと混ぜるといい感じの粘りになります。ウエットタイプなのであんまり水も入れなくていいです