●主 催/正木杯大会事務局
8月18日(日)、徳島県鳴門市堂浦にて『第17回 正木杯 堂浦大会』が開催された。
この大会はチヌかかり釣りの名手・正木義則さんを中心に「かかり釣りのさらなる発展と普及を目指し、技術の向上とクラブ間及び個人の親睦を図る」ことを目的として毎年開催されている。
今回は予定人数を大幅に超える93名の参加者が集合。地元中四国はもちろん近畿エリア、遠くは東京や九州、さらには海外・タイ王国から帰国して参加した人もいた。
この大会はクラブ対抗戦となっており、選手は1クラブ5名以内でエントリー。各クラブ内の上位3名の体長15cm以上のチヌ・キビレ合計匹数で勝敗が決まる。また個人賞(匹数)や大物賞、レディース賞も表彰される。
当日は、心配された台風10号の影響も無く晴天。選手たちは筏やカセに分かれて釣り開始。
台風後で状況がわからずに釣況が心配もされたが、釣り始めるとチヌが連続してヒット。釣り場によってのムラはあったものの、選手たちは多くのチヌを釣り上げていた。
昨年の前回大会では、大会史上2番目に多い136匹のチヌ・キビレが検量に持ち込まれて盛り上がった。しかし、今年、検量に持ち込まれたチヌ・キビレはそれを大きく上回る170匹! しかも40cm超の良型も多数!
予想を大きく上回る釣果に、正木さんも驚きながら笑顔で喜んでいた。
次々と好釣果が持ち込まれた検量の結果、クラブ優勝を決めたのは24匹の釣果を上げた「SAMURAI四国」。個人優勝は18匹釣果を上げたの黄田選手が手にした。
表彰式の後は恒例の抽選会及びジャンケン大会で最後まで盛り上がって閉会を迎えた。
(報告/編集部)
◎《大会結果》◎
優勝 SAMURAI四国 24匹
2位 飛翔会 17匹
3位 SAMURAI三京岐 15匹
4位 岡山七福会A 14匹
5位 黒技研 13匹
●個人賞
優勝 黄田 光春 18匹
2位 梶原 慎也 9匹
3位 山田 清市 8匹
●チヌ大物賞
石原 道夫 44.1cm
●レディース賞
中村 いづみ 3匹
(敬称略)
正木杯 クラブ対抗戦入賞
正木杯 個人賞
チヌ大物賞
レディース賞
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